「隙 間」

2005年10月01日(土) 寝ること!

最近やっと、夢を見ている実感らしきものを感じられるようになってきた。
まあ普通はレム睡眠・ノンレム睡眠の周期の中で、脳と体が規則的に休息を取っているもの。ま、ちょっと語弊があるかもしれないけれど。
眠りが浅い時に夢をみていて、深い時には脳自体も休んでいる。
これは、人間特有のもので、動物は眠っている時に襲われたら命に関わる。眠ってもさほど命に関わる可能性を排除できるようになったからこそ、身についた能力らしい。
一説によると、眠っている時に脳の中で記憶や情報の整理をしているらしい。整理している途中で、過去の経験や現体験とが錯綜して、夢の世界が成立しているのかもしれない。
それはさておき、夢を見た実感は、えてして二度寝した時によく起こる。
そうは言っても、十分単位で一時間以上目覚ましを鳴らせ続けて、やっとなんとか起きれる状態。計六、七回のうち二回止める為に目が覚めるかどうか。それ以外は延々、けたたましく大音響で目覚ましが一時間以上鳴りっぱなし。
騒音おばさんのように、ご近所から苦情が出ないのがありがたい。
実家の時はよく「うるさい!」と、隣の部屋の姉や、上の階で寝ているはずの親から、叩き起こされていた。
もとい。
そんな騒音に包まれた朝、夢をみている、らしい。
そうか、浅い眠りの時に見れるなら、と電車で実験?
目を閉じる。でも、頭の中では、目まぐるしく考え事をしている。たまに駅のアナウンスを確認するけれど、目は閉じたまま。でも、ふと、もう降りる駅? 時計を見てみる。寝た感覚は無い。でも、時間は三十分くらい過ぎている。
寝た感覚が無い。でも、周りから見たら明らかに寝ているように見えている。
そうか、これか!
この時に、脳味噌を後頭部から引っ張り出されるような頭痛がいつも付きまとっていた。最近、少なくなったけど。
毎朝、タイミングが合う合わないによって、この痛みが激しくつきまとって、全身のだるさに伴って、めっさ調子が悪くなったり、そうでなく、ゆるゆるとした頭痛とだるさがずーっと続く一日か、が決まる。
子供の頃に見た夢は、今の妄想と同じ感覚で、見た後は健やかだった。
寝るのが怖い時。
きちんと寝れるのか、きちんと寝ていられるのか、きちんと起きれるのか。
きちんと起きて、きちんと体が動いて、きちんと見も心も安らげているのか。
それがきちんと夜まで保つのか。
自分以外の誰一人、理解できる人はいない中。
理解はともかく、受け止めてくれる人がありがたい。
自力のみで休日を一日だけでも過ごす、という目標は、引きこもりになることで達成できる一つの方法だと気付く。でも、却下。
自分との腕を組み直す。何度でも。
治験参加なんて立派な志を掲げた瞬間もあったけれど、そんな事したら、生活が成り立たない。だから、それも却下。
ここでこうやって、グチグチこぼしながら足並みを揃え直して、掛け声を欠け続けるしかないね。
他力本願の残りを数える。そろそろ東京タワーに行って来ないとマズイね。
それなしじゃ、一日を普通に暮らせる自身が無い。これもマズイ。
どっちに流れていくんだろう?


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