「隙 間」

2005年11月18日(金) 文字を綴るって……

コンテストを検索してみると、短編小説として1200文字を規定しているところが多い。
400字詰め原稿用紙枚数が基本になっているから、その枚数分で決まっている。
小学生の頃、作文で使っていた記憶が最後。文房具屋で改めて見てみると、ひとマスが異様に大きく見える。大学ノートも、最初はA罫線で、なんとなくB罫線を使うようになっていった。慣れてきてふと、A罫線を使ってみると、「なんてノビノビ字が書けるんだろう」と、感動したりする。
ノートや紙の規格も、昔はB版だった気がする。たしかB5サイズ。世界規格だかA版(A4)になっていって、なんだかB5規格の感覚のままA4の用紙を前にすると、落ち着きが悪い気がする。
縦書きもそうだ。
文庫本とか小説で縦書きを目にしているのに、書類関係は全て横書き。教科書や参考書はほとんどそう。ま、さすがに国語は縦書きだろうけど。
小説の縦書きで数字の表現で迷い、行末の禁用語句で悩み、打ち出したレイアウトの違和感に溜め息をつく。
出版界への知識不足に、思い苦しむ日が増えた……。


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