「隙 間」

2008年05月30日(金) 「蒲公英(たんぽぽ)草紙」と常野への思い

 恩田陸著「蒲公英草紙 常野物語」

 不思議な力を持つ、常野(とこの)一族。
 このシリーズは好きです。
 といっても、まだ二冊目ですが(汗)

 相手の記憶や思いを、まるまる自分のなかに「しまう」ことのできる力。

 わたしは欲しいとは思いません。

 竹のそれだけで手一杯です。
 実在するひとのそれを「しまう」ことができても、わたしにはどうしても、 ただつらくなるだけ、としか思えないのです。

 とはいえ、このシリーズは常野一族が主に物語を進めてゆくものではありません。

 だから、いいのです。

 わたしも、わたしのなかに生まれゆく者たちを「しまい」続けてゆきます……。

 たまの虫干しも必要ですが。

 常野への様々な思いを抱きながら……。


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