「隙 間」

2008年06月22日(日) 雨に洗われる

 天気予報通りの雨模様。
 だからといって、部屋で腐っていられるわたしではありません。

 たとえ台風だろうと、四十度の熱があろうと、わたしは街に出ます。

 根津から東大をぐるりと回って本郷、そして東京ドームシティを抜けて神楽坂へ。
 裏表をぐるぐる回りながら、軽くしか食事を取っていなかったものだから腹が「ぐん」と減ります。

 肉まん食いてえ。

 わたしにとって神楽坂といえば、紀之善でも茶寮でも鳥茶屋でも不二家でもありません。

 五十番です。

 降りしきる雨の中、冷えかけている身体を温めてくれるほっかほかの

「五十番の肉まん」

 は、好きです。
 ホクホクと食べ歩きしながら帰りました。

 雨垂れが地面を叩く音は、ときには煩わしくも聞こえますが、好いものです。

 人間が作り出したものではない音

 だからかもしれません。
 目を閉じて耳を澄ましてみます。
 心洗われるようなつもりになりながら。


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