天気予報通りの雨模様。 だからといって、部屋で腐っていられるわたしではありません。
たとえ台風だろうと、四十度の熱があろうと、わたしは街に出ます。
根津から東大をぐるりと回って本郷、そして東京ドームシティを抜けて神楽坂へ。 裏表をぐるぐる回りながら、軽くしか食事を取っていなかったものだから腹が「ぐん」と減ります。
肉まん食いてえ。
わたしにとって神楽坂といえば、紀之善でも茶寮でも鳥茶屋でも不二家でもありません。
五十番です。
降りしきる雨の中、冷えかけている身体を温めてくれるほっかほかの
「五十番の肉まん」
は、好きです。 ホクホクと食べ歩きしながら帰りました。
雨垂れが地面を叩く音は、ときには煩わしくも聞こえますが、好いものです。
人間が作り出したものではない音
だからかもしれません。 目を閉じて耳を澄ましてみます。 心洗われるようなつもりになりながら。
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