「隙 間」

2008年07月20日(日) 恐れ入谷の朝顔市と「マイ・ブルーベリー・ナイツ」と「卍」

 入谷朝顔市です。

 昼飯はガッツリ露店に決定です。

 ……のつもりが、気づいたら午後三時です。

 恐れ入谷の鬼子母神。

 てけてけ向かいました。
 寛永寺を抜けて鶯谷を通り過ぎ……到着です。

 朝顔はさておき、さあ、食事です。

 お好み焼きと焼きそばと……浴衣姿の女子になぞ目もくれず、一周して店を決めます。
 お好み焼きをかけつけ一枚、そしてどうしても気になる焼きそばを……買ってしまってました。

 しかも、「爆盛り」「激盛り」「愛情盛り」「感謝盛り」の、ある意味、名物の店の焼きそばです。

「広げて持っててくださいね」

 ビニル袋を渡されて、

「いきますよ」

 パック二つ折りを広げた上に山盛りの焼きそばが、ストンと袋の中に急降下。

 こりゃあ二人前以上あるって……。
 必死で食いました。
 そういえば、去年もこの店で焼きそばを買って、この尋常じゃない量に辟易したことを思い出しました……。

 恐れ入谷の鬼子母神。

 朝顔通りの鬼子母神側に朝顔市の店が並び、反対側に露店が並び、そして中央分離帯が休憩スペースという構成なので、色気と食い気が混戦する心配はありません。

 歩くのもしんどいくらい、腹が膨れてしまいました。
 コレステロールをとりすぎましたね、完全に。
 あとでちゃんと対処しなくては……。

 連なる軒下に並べられた朝顔の鉢々の光景は、圧巻でした。

 来年は、さつきなるひとと来たいものです……。
「しゃべれども〜」のさつき(香里奈)のほうです。
 なんといっても朝顔といえば「団十郎」なのはなぜでしょうか?

 まだまだ勉強が足りません(汗)

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

 をギンレイにて。
 ジュード・ロウ、ノラ・ジョーンズ主演、ウォン・カーウァイ監督作品です。

 ウォン・カーウァイ監督作品は、ある種の視覚的作品な印象を個人的に持っていて、内容的にどうという期待を抱いてはいませんでした。

 偏見です(笑)

 わたしの彼独特のストーリー観(感?)は、変わらずでした。
 一年間、彼女が戻るのを待ち続ける男と、一年間もかけて彼のところにゆく気持ちになる彼女。

 待つだけなら、何事も起こりえない環境のわたしなら負けやしないぞ……笑

 それはさておき(汗)、この作品を観ていて、ダイナー・ディールズ(?)の類いをパクつきたくなりました。
 反面、そんな食事ばかりの世界では、わたしはあっという間に心筋・脳梗塞でおっ死んでしまいそうだなぁという予測も同時に……汗

 飯田橋の「CANAL CAFE」の花火が夜空を照らしました。

 今日は何日分の今日だったのか、今日なのか、落ちた日は特に曖昧に感じます。

 持ち帰った仕事の図面も、

 なぁんでおいらが設計みたいなことまでやらなあかんねんな。設計すんねんのは、先方の仕事やないのんかい?
 あぁ、めんどくさ。
 休み明けに手ぇ動かさしてもらうねんに、ネタぁ用意してあげとかんと遊ばせとくいうんなってまうし、試験前だから定時に帰らさせてもらいますいうんも言われてんし、わいかて帰りたいわ、試験のためなんて甘い理由とちゃうねんけど、いや別に試験が甘い言うん違って、そりゃあとても大事なことやし、試験受かるつもりが足りひんわてこそが、それで引き抜きをあんじょううまくいかへんことの足ぃ引っ張ってるっちうことを実体験したばかりやさかい、軽く見るいうことはないんよ。でも、試験と仕事を同じ土俵にあげて考えるいうんは、ちいとおかしい気ぃするんよ。
 会社で資格を重要視して配慮するいう風潮やけれど、なぁ。

 谷崎潤一郎著「卍(まんじ)」

 読んではいないけれど、前回の直木賞作品の川上見映子著「乳と卵」の雰囲気と通じるものがあるのじゃないのかしらん? と思い、手を出してみました。
 宮沢世界からの反動というのもあり、先日のドクとの会話の中でも、「そりゃまた対極なものにとんだねぇ」と苦笑いもされました。
 選ぶのを渋っていたわたしに、akdが「選ぶのがないなら北方水滸伝を読みなさいな(笑)」と囁いているのを聞き流しつつ(汗)、手に取ったのです。

 まあ、全文が当時の大阪弁の口調で書かれており、改行での区切りが少ないのです。

 大阪弁の会話に含まれているリズムを、そのまま文章に生かす。

「乳と卵」の受賞インタビューの中で、川上さんも「とにかくリズムを最優先させた」と言っていました。

 わたしも、今まで聞いてきたりした下町の話し言葉で会話を描いてみたりもしたことがありますが、話し言葉は生き物であって、文字にした時点で、はたして合っているのだろうかという疑念に駆られることばかりでもありました。

 まあ、谷中は下町、無職期間中に通った店に集まってるおやっさんたちとの会話だけが頼りだったりもしたのですが(汗)

 ネタのプロットというかメモ書きをしているうちに、なんややっぱり目線違うんちゃうん? と気がつきました。

 そして、やっぱり試験の一週間前だということも……笑


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