「人生万歳!」
をギンレイにて。 ウディ・アレン監督・脚本作品である。
やられた。 さすがウディ・アレンである。
軽快でシニカルなユーモアで、飽きさせずにラストまでぐいぐい引き込み、笑わせてくれる。
かつてノーベル賞をとりそこねた天才物理学者ボリス。 人間嫌い、不神論者、窓から飛び降り自殺失敗、偏屈で高慢な老人。
そんな彼の元に家出してきた少女が転がり込んでくる。
そしてはじまるふたりの夫婦生活。
娘を探して母親が転がり込み、さらに母親の親友と浮気して出ていった父親までもが、帰ってくる。
しかし母親は他の二人の男と暮らし、芸術家としての才能を開花させていた。
娘は偏屈な死にかけの老人と夫婦になっていて。
そして、彼の失意を救ってくれたのが、ゲイのパートナー。
最後まで、目が離せない。
「愛はいつか終わる。 つかのまの幻である。 であるから。 愛はなんでもアリだ」
はじめは、愛など意味が無い、で締め括っていたボリスの言葉が、最後に変わっている。
とにかく。 これはまさに「人生万歳!」と両手を挙げて歓声をあげたくなる作品である。
わたしも、こんな軽快でコミカルな物語を書いてみたい。
文学賞にこだわるのはいいが、だからと書いてはいけないわけではない。
さて。
昨日は四月一日、エイプリルフールであった。
毎年、陽朔さんのブログでまんまと引っ掛けられており、今年はかなり慎重に、拝読するように気をつけたのである。
彼女は、あり得ないウソではなく、いやまさか、と思わされる絶妙なところをついている。
たんにわたしが単純で、知り得るわずかの情報をもとに間違った想像の小路に迷い込んでしまうだけなのかもしれないが。
どうかわたしには、勘違いがないよう、断片でも迷わない情報を与えてくれるよう、関係者各位にお願いしたい。
「ワタヌキ」とは「四月一日」の読み方である。
CLAMP原作のヒット作「ホリック」で主人公の名字として使われている。
日本語は、なかなか奧が深い。
駄洒落、もとい文字遊びが好きなわたしとしては、まだまだ素材の宝庫である。
といっても、素人とかわらぬ、いやそれ以下かもしれないわたしの乏しい語彙で、言うのもはばかられるが。
それでも、まだ人生は万歳、と両手を挙げてみよう。
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