夢をみたものは三つに分かれ、 ひとつは、また夢を見たいと願うもの、 ひとつは、夢の中へ入りたいと望むもの、 ひとつは、夢を叶えたいと求めるもの。
夏日が続いてます。 そしてどうやら身体が参ってしまっているようです。 暑いのに寒いというわたしに起きている現象は、どうやら熱があることを訴え続けているのだと、認めるに至りました。
濃い味じゃないと味覚が働かないし、肩甲骨の間の真ん中のあたりや、首と肩の付け根あたりがシクリと痛むのは、不摂生や姿勢の悪さが原因だと思っていたのです。
野菜ジュースを飲む量を増やしたり、身体の芯の筋肉(体幹)を意識してみたり。あながちハズレではないのですが、そんなことが効くはずがありません。
風邪というには怪しく、ならば何なのかといえば季節の変わり目に来るいつものやつなのか、はたまた知恵熱のようなものか分かりません。分からないからひとまとめに「熱」ということにしました。
小路幸也著「東京公園」
映画化されただ今上映中です。 小西真奈美さんが出演されているので、思わず原作である本作品を手にとってしまいました。
母親の形見のカメラを手に公園の家族の風景を撮って回る大学生の圭司は、初島という男に、妻の百合香を尾行して写真を撮ってくれ、と頼まれます。
晴れた日は毎日、色んな公園に娘のかりんちゃんを連れて散歩して回っているので、その様子を教えて欲しいとのことだったのです。 東京の様々な公園を散歩する百合香を追い掛けて撮ってゆくうちに、圭司は次第にひかれてゆくのです。
圭司の友人であるヒロ、そして女友達の富永、さらに父が再婚した相手の連れ子だった血の繋がっていない姉の咲実と、ファインダー越しにみれば気持ちがわかると思っていたものが、揺らいでしまいます。
「お姉さんは、圭司のことを愛してるよ」
咲実となぜか仲がいい富永の口から知らされた真実です。 圭司は、わからなくなってしまいます。百合香や富永や咲実への気持ちが。
公園の百合香を追い掛けて撮ってゆくうちに、その答えがわかってゆきます。
公園はやはり素敵なところですね。 公園は素敵なところですが、芝生に寝転んだり、バドミントンをしたりできるような公園は、近所にないのがとても残念です。
咲実役を小西真奈美さんが演じてらっしゃるようなのですが、読んでいてまさにイメージにぴったりなのです。 しかし映画を観てからよりも、まずは原作を読んでもらいたい作品でした。
梅雨の時期は気圧が下がり、身体が寝ている状態に近くなるそうですので、普通の方でも疲れやすかったりぼおっとなりがちだったりするそうです。 そんな原因があるので、皆様もお気をつけください。 では。
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