2011年07月02日(土) |
「トゥルー・グリット」 |
目覚めて目の前に広がる天井に見覚えがなくても、 それは見慣れているはずの天井で。 見慣れたつもりの天井が実は見知らぬものだったとしても、 それならどこだろうと同じ天井で。 明日の朝を迎えるならば、 今ここではないどこかで。
洗濯機の不調で一回に二時間くらいかかってしまっています。 排水のセンサーがどうにも悪くなっているみたいなので、ピーピーけたたましく鳴る度に駆け寄ってボタンを押し直してあげなければなからず、部屋から離れることができないのです。
そうして朝から待機してるうちに、気付くと夕方前あたりからの行動になってしまって一日がもったいなく過ぎてしまうのです。 寝てしまわなければ昼過ぎには行動できるのですが、気を取り直して。
「トゥルー・グリット」
をギンレイにて。 王道の西部劇です。 マティは父親の仇を討つため保安官のコグバーンを雇います。コグバーンは「真の勇気(トゥルー・グリット)」と呼ばれていたベテラン保安官でしたが、少し変わり者だったのです。 コグバーンとは別にテキサス・レンジャーのラビーフも同行することになり、三人の旅が始まります。
変わり者でお酒ばかり飲んでいるコグバーンと、犯人はどんな悪人でも生かして捕まえる主義の真面目なラビーフは、お互いに張り合う場面がありながらも理解はしあっています。 そこがまだわからない少女のマティは、たまについてゆけないこともあったりします。
大人の男のわかりづらいけれど憧れてしまう信頼関係。
荒野で我が身は自分で守らなければならない中での乱暴でがさつに見えるそれは、ついつい痺れてしまいます。
最近なんだか映画尽くしです。 衝動と願望に素直になってしまってます。
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