一体全体僕のやっていた事・やっている事・やろうとしている事は何。『皆の為』にやっていたはずなのに、気付くとその『皆』からひとり・ふたりと抜けていく。『皆』なんてどこにも居ないけれど、『僕以外の誰か』は確かに居るのに。『僕の為』と割り切れる程には旨味は見付からない。唯、時間も場所も『皆』も変わっても、僕は毎回同じ事を繰返している。きっとそういうものなのだろう。短気で無駄が大嫌いな僕なのに、一向に学習出来ないのが悲しい。きっと僕は寂しいんだ。