2003年07月09日(水) |
CEOシリーズ番外編2 |
こんばんは。お元気ですか?今日も萌え萌え桂子です。
夕方外を、歩いていたら、ぱらぱら雨が、降り出して。 本日の日記が決定しました。 CEOの小ネタです… (ほとんど「風が吹けば桶屋が儲かる」式の薄いリンクだにゃ…)
「Twilight」よりも時間的には前の二人のお話ということで…。
*
「CEO」
「うん?」
「雲の、動きが速いです」
「ああ…ひと雨来そうだね」
52階の窓の外。
鈍色の雲が垂れ込める。
「暑いから…ちょうどいい」
「ここは、いつでも快適でしょう?」
くすりと彼が、笑みを刷き。
再び窓に、目を向ける。
「あ……今、稲妻が」
「どの方向?」
「向こうです」
そのまま二人、なんとはなしに、 空の、様子を見ていると。
ほどなく雨が、降りはじめ。
ガラスの向こうは瞬くうちに、 白く、濁って見えなくなった。
「…閉じ込められた、気分です」
「夕立ちに?」
「ええ――」
雨音も。雷鳴も。
窓の、内には届かない――
「…閉じ込めて、あげようか。
私がもっと、君のこと――」
*
ここで一応エンドです。
このあと、桂子の制止に関わらず、役員の人が暴走し… お話が終わらなくなりました。 というか、まとまり悪すぎになりました;
それでもOKなお心の広い皆様は、 よろしかったらこのまま下に、お進み下さいませ…
(あの、男性同士のそういうのがだめでいらっしゃる方は どうかこの先は見ないでやってくださいね(嘆願))
*
「閉じ込めるって、何ですか…」
「教えて欲しい?藤原君」
「CEO……っ――」
彼を、この手に閉じ込めたい。
ほかの、ものなど見えないように。
ほかの、音など聞こえぬように。
「…唇を…開けなさい」
彼が、嫌がり身をよじる。
私を入らせまいとして、 その唇を、引き結ぶ――
「だめだよだって…知っているもの。 どんなにそこが、甘いのか――」
「――っ……んっ…………」
背中に愛撫を加えれば、 彼は、小さな声を上げ。
そうしてついに、唇を開け、 私を中に、入らせた。
「っ……あ……」
「熱いね君の、この中は――」
「……やっ――CE……」
「ねえ…君の、身体の中も、 こんなに熱いの?藤原君――」
*
ひーー……
でもでもこのあと鷹通は、ちゃんと彼から逃げました; お痛しましたがお許しを〜〜(汗)
ところで、某方様にいただいたレスで気付きました。 CEOと秘書って主上と麒麟の関係に ほんのちょっぴり似ておりますね… 高ーいビルは金波宮や白圭宮みたいなものかしら…
ではではまたです〜。
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