東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。
午前から企画書の最終の修正と精査。11時に広告代理店の来訪あり、打ち合わせ。ドコモの505シリーズはいつ出るんですかねえという話になったりする。昼食は社食でカレーとサラダ。地下のドトールでお茶。
午後からは次期キャンペーンのインセンティブのスケジュール調整と他部署からの依頼案件の処理と向かいに座るY嬢にEXCELの裏技を教える。企画書をEXCELで作れるように慣れておいてもらいたい。WORDではあとあと苦しくなるからだ。WORDだとテキストベースではやりたいようにはできるけれどもグラフや表が多くなると断然EXCELが楽であることに気づいてくれるだろう。
水曜の早帰りということだが、全く守られていないことに業を煮やした総務が抜き打ち検査して人事部担任役員に報告する、というどこから本当でどこから嘘なのか分からない情報が入ったので、検査とか抜き打ちとかの単語に敏感なうちの部署だけ、いつになく早帰り実施。妻帯者が多いうちの部署は、飲みに行くぞという雰囲気は無いのが辛い。誰かを誘おうとしたら前にいた営業の部署まで行かないといけないくらいだ。
19時に会社を追い出されても、慣れない時間を過ごすのは難しい。毎日終電近いから、家に帰って飯食って日記つけて寝るだけだったから何も考えることなく毎日が過ぎていっていたということにあらためて気づく。
とりあえず高田馬場の本屋で山一証券の破綻ドキュメンタリーの文庫本と日経ビジネス文庫の読み応えありそうな本を買い、西武線の各駅で寝て帰る。思えば自分が買う本は、マイナスイメージの本ばかりだ。巨額損失だの破綻だの現代社会に巣食う憂鬱が常にテーマになっている。
田無の駅ビルをうろついて4階の本屋でも住宅情報の雑誌や個人投資家向け雑誌を立ち読み。コンビニでKOOLマイルドとほたてご飯とHOTペットボトルを買って家に着く。
だいぶ時間を潰したつもりがまだ21時だ。普段ならコンビニでお菓子を買って、さあこれから後半戦の仕事だという時間帯。飯を食った後、洗濯をして会社に履いていく靴を磨く。最近は靴を毎日磨いている。一度磨くとくせになるのだ。専用クリームを塗って磨き、ブラシをかけると面白いように光沢が出る。もう磨かれていない、光沢の無い靴は履きたくないのだ。その後、読みかけの巨額損失事件の告白本を2/3まで読み、テレビをだらだら見て彼女に電話して寝るとする。
ピエールマルコリーニのチョコレートが食いたい。
♪SAY IT ISN'T SO / DARYL HALL AND JOHN OATES
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