鶴は千年、生活下手

2002年11月06日(水) 苦手なもの

わたしが書いているのは『エンピツ』の日記。
『エンピツ』には、マイエンピツという機能が有って、お気に
入りの日記をMy登録するとリスト表示できる。
この機能を逆に使うと、誰がMy登録してくれているかを知る
ことができる。そしてもう一つ。
どこからのリンクで何回読みに来られているかがわかる。
わたしは毎日この3つの機能を使っている。
でも、今日はちょっと意外なものを見つけてしまった。

MyRefer(何処からリンクされているのか知る機能)を
見ていたら、見たことが有るような無いような場所を見つけた。
逆に飛んでいってみたら、わたしの全く知らない掲示板だった。
それも書き込み件数を見るとかなりの件数になっている。
そうかぁ、表が静かだなぁと思っていたら、裏が有ったのかと
気がついた。(笑)
きっと、こんなことはいっぱいあるんだろうね。
こっそり見続けるのもなんだし、書き込むのもどうかと思って
見なかったことにしてしまおうと思った。それがいいや。

わたしの苦手なもののひとつに、掲示板がある。
わたしもこの日記から掲示板に行けるようにしているが、それ
だって結構思い切ってのことだったんだよね。
何が苦手って、掲示板に書き込むこと。
だから、My登録していただいている方の掲示板に書込むとき
だって、かなり思い切って「送信」とか「Write]とかの
ボタンを押してるんだよ〜。
(口調が妙にかしこまっているのも、その為です。>みなさん)

なぜ苦手なのか。
もともとインターネット育ち(爆)ではないので、こんなに開
けた所に踏み出すことに慣れていないこと。
パソコン通信の時代の人間なので、限られたメンバーのみが集
う場所に慣れてしまっているのだね。
だから、誰が見ているかわからないところで発言できなかった。
どうしてもメールするみたいにかしこまってしまう。
楽しい会話調になかなかなれない。
なんだか自分の書込みだけが浮いているみたいに思えてしまう。
別に浮いてたって構わないのだけれど、とてもあの中には入れ
ないと思うことも時々有る。

ああだこうだとぐだぐた言ってるけど、要するに掲示板って、
楽屋落ちみたいなところがあって、わかる人だけの会話になる
わけだから、それに馴染めないんだろうね、きっと。
結構めいっぱい馴染もうとしてるんだけど、かなり無理が有る。

あ〜あ、面と向かって自己紹介とかをするんだったらぜんぜん
戸惑ったりしないのになぁ。(^^;

ネットの世界って、とても親しみやすくて、簡単そうに見える。
掲示板だって、楽しそうに会話に入り込んで仲良しになるのも
やろうと思えばわたしには簡単なことなのかもしれない。
だけど出来ないのは、そうやって自分から相手に近づいていく
と、とても急激に近くなりたがってしまうから。
きっとすぐに近寄ってすりすりして自分の仲良しにしてしまい
たくなるから。人よりも相手との距離を詰めるのが速い。

予想外に急速に近寄ってこられたら、みんな引いてしまうよね。
恋愛だって、友情だってそうだと思う。
いや、そうだったというべきか。
そんな自分を押さえて押さえて、外の世界に踏み出しているか
ら、人に近づくときにはとっても慎重になっているのだ。
すぐに有頂天になってしまう自分をよく知っているから。

わたしは、とても嫉妬深いのかもしれない。

 片方の肩を濡らしてしまうのは自惚れだから一人ずつ 傘(市屋千鶴)


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市屋千鶴 [MAIL]