苦手なもの、その2。 渋谷。というか人込みか。(^^;
なぜだかわからないのだけど、渋谷はどうも苦手だ。 たぶん、いいところを見ていないだけなのだと思う。 あんまりいい思い出がないというか、人ばっかり見てしまって どうにも目が回ってしまいそうだ。
25,6歳のころ、京橋まで通っていた。 東京駅の八重洲口南口から歩いて京橋の端っこまで。 同期の女の子二人と三人でよく帰りに遊んだりしたんだけど、 会社の帰りに銀座に行って人に酔ったという経験が有る。 二人に大笑いされたね。 それまでは、京王線の明大前までの通勤で、京王線の中だけで すんでたんだけど、京橋勤務になってからずいぶんと人込みを 歩くようになっていたんだね。 だけど、アフター5の銀座の人の中で不意に気分が悪くなって しまうわたしは、う〜〜ん、やっぱり田舎育ちかねぇ。(T_T)
その後、勤務地が池袋に変った。 池袋もわかりにくいとこだし、人も多いところだけど、会社ま ではなるべく人通りの少ない道を選んで、信号の間隔を計って は走っていた。 ここでこの信号を渡って走れば次の信号も青、とかね。 駅から普通に歩いたら13分くらいのところまで、毎日7分で 行っていた。 走るくらいなら、1本早い電車に乗ればいいのに、それができ なくて、毎日池袋駅から走っていた。(T_T) 食べてもあんまり太らなかったのは、通勤がハードだったから だってわかったのは、勤務地が調布になってから。 また京王線の中だけの通勤になって、おまけに20分しか電車 に乗らないから、太った。混んでもいなかったし。(T_T)
その2ヵ所に通っていた頃、必ず通るのは新宿駅。 新宿は、会社の帰りによく寄り道した。 新宿の人込みは、どういうわけか平気だった。 なんかね、いろんな人がいて、どんな人も受け入れてもらえる 懐の広さみたいなものを新宿に感じていた。 渋谷は、田舎もんが行くと、なんだか街全体に拒まれているよ うな気がしたけど、新宿はどんな田舎もんでも平気な気がした。 あくまでも20代の感覚で、たぶん自分に自信が無かったから 紛れ込める街が好きだったんだと思う。 今でも、新宿はまあまあ好きな街。危険だけどね。
渋谷は、まだ慣れないなぁ。 というか、乗換えで降りるくらいで、あんまり行ったこと無い っていうのが実際だ。 池袋は、先日行ったけど、相変わらず人の少ないところを選ん で歩いてしまったよ。(笑) もっと、都会的なとことは、きっとわたしには似合わなーい。 自分でもすごい田舎もんだと思っているし、それが自慢。(爆)
田植えを手植えでやったことが有って、稲刈りも鎌でやったこ とがあって、イナゴを取ったり、やぎを連れて小川の側を歩い たりしたことが自慢だ。
都会が苦手なのに、都会にしか住めなくなってしまっているの 自分に気がつくと、少しばかり悲しい。 もう、雪かきを毎日しなくちゃならない生活はきっとできない のだろうなぁ。
積もりたる雪の重さを知るものは茅葺き屋根と雪かきの母(市屋千鶴)
いつの日か雪降る町で暮らすこと君にはわからぬことかもしれず(市屋千鶴)
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