鶴は千年、生活下手

2002年12月06日(金) 暖かいもの

わたしの体重。現在は、上京してから2番目に軽いはず。
2番目っていうのは、一時期から2キロほど戻ってるからだ。

皮下脂肪が減ると冬の寒さが身にしみる。
このことを痛感したのは、昨年の冬のことだった。
越してきた年(2年前で痩せる前)は、12月の初旬にやっと
エアコンを購入した。
それまではエアコンは無しで、ホットカーペットだけで寒さを
しのいだが、昨年の冬はぜんぜんだめだった。

そこで、ほんとに久しぶりに恋しくなったのが、綿入れ半纏。
田舎では当然のようにみんなが着用してたし、上京してからも
母から作って送ってもらったり、母が亡くなってからは叔母か
ら送ってもらったりいた。
そうそう、綿入れちゃんちゃんこも持っていた。
綿入れ半纏は方言では「どんぶぐ」、綿入れちゃんちゃんこは
「そでなす」と言う。

何回も引越しをしているうちに自分のものは持たなくなってし
まい、夫との同棲生活を始めた頃には、わたしが持っていない
のに夫が持っていた。
夫も綿入れ半纏派(!?)だった。(笑)
夫と暮らし始めてから、いたってふくよかな(笑)生活を送っ
てしまっていたものだから、あまり必要性を感じなかった。
だが、昨年はほんとに恋しくて、夫のものは押し入れから引っ
張り出し、自分の分はスーパーで買った。
やっぱり、ほんとに暖かいよ。(^_^)
その後、自分のものだけ新しいのもなんだなぁと、夫のものも
スーパーで買った。

 おそろいじゃないけど二人半纏で並んでいれば心もほかほか
                            (市屋千鶴)

という状態が昨年から我が家の冬の光景。

 家事を終えくつろぐ場所に備えおく綿入れ半纏ガウンのごとく
                            (市屋千鶴)

オシャレなガウンとかではなくてお互いに綿入れ半纏が好きだ
というのも、11歳の年齢差を感じさせない夫の古臭さ(田舎
臭さ)でもあり、またわたしの好きな点の一つなのだった。

 まんまるになってるわたし 綿入れの半纏一つで座るピカチュー
                            (市屋千鶴)

しょうもない歌ばかりの本日でした。


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市屋千鶴 [MAIL]