いやあ、まいった。
昨夜は夜中の1時過ぎに帰るコールがあって、夫が実際に帰っ てきたのは、1時40分だった。 それからご飯を食べさせて寝ようとしたのだが、あろうことか 夫は「お尻が痛い」と言って眠れずにいる。 おまけに、じっとしていても痛いし、うんうんと唸るばかり。
昨夜帰って来てからわたしと相談し、今日にはちゃんと医者に 行く予定でいたのだが、もう痛くて我慢ができなかったらしい。
「救急車を呼んでくれ〜!」と唸る夫。 「お尻が痛いって、救急なの?」と問い返す妻。 「だって、どうやって夜中にお尻を見てくれる医者を探すんだよ。」 「確かにそううかも知れんね。電話してみるか。」
そうしてわたしは、119番に電話したのだった。 「あのぉ、お尻が痛くて眠れないらしいのですが、そんなこと でも来てもらえるんでしょうか?」 ああ、なんて間抜けな問いかけなんだろう。(T_T)
「大丈夫ですよ、すぐに伺いますからね。」 「夜中なので、サイレンは鳴らさないでお願いできますか?」 「じゃあ、近くまで出て誘導してくだされば、そこから鳴らさ ずに行きますから。」 「お願いします。」
わたしは痛がりながら転がったままの夫を置き去りにして、表 に出て救急車を待った。時間は3時半。 近くに消防署の分署があるので、そこから救急車がすぐ来た。 走ってアパートの入り口まで誘導したわたし。 部屋に入って、夫を起きあがらせ、「歩行可能です。」という 救急隊員さんの声を聞きながら戸締まりをして、一緒に救急車 に乗り込んだ。 夫は、体をくの字にして痛がったままだ。
何軒かの病院に電話をして、受入先を探す救急隊の方。 3軒目で受け入れ可能な病院にあたり、15分くらい走ったと ころで病院に着いた。
処置室で、痛み止めの座薬と軟膏を付けられて、30分くらい 経ったころ、わたしが処置室に呼ばれた。 「痛み止めが効いている内に帰って一度眠って、朝になったら 専門の医者に見てもらってくださいね。」 看護婦さんにそう説明を受けた。 病院から、タクシーで帰宅。午前5時だった。
8時過ぎに起きて、夫に身支度をさせて、専門の病院に送り出 し、わたしは出勤した。
11時前、夫からメール。 「診察終り。裂け痔でした。薬もらいました。」 すっかり、肩の力が抜けて笑いがこぼれた。(^o^)
コンピュータSEの、職業病なのか?「痔」
良かった、普通の「痔」で。(爆) 出血もしていないし、救急処置してくれたところでは、触診し ても特に何も触れないので、専門医に詳しく診てもらうように 言われていたから、少しだけ心配していたのだった。 ああ、日記に書かれちゃうなぁと言う夫に、病名がはっきりし たら書くかもねと言っていたので、書いている。(笑)
それにしても、あの痛がり様は何だったのだろうか。 昨日の昼、あまりに痛いので「ボラ○ノール」を買って、それ を使ったらしいが、それからずっと痛いらしかった。 もしかして、「ボラギ○ール」がしみてたなんてこと、ある?
今日は短歌は出来そうにない。 ああ、歌会の締め切り日なのになぁ。(T_T)
とにかく、ほっとしたわたし。
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