昨日は、柏まで行ってタクシーチケットを売った。 きわみちゃんから預かっていたもので、千葉県内でないと使え ないものなので、換金するのも千葉県内でないと出来ないとか。 夫とのデートもかねてでかけた。 (そのお金できわみちゃんと今日は酒を飲む予定。)
帰りに、近くのショッピングセンターの宝石店で指輪のサイズ 直しをお願いしてきた。 わたしも夫も痩せたために、結婚指輪が緩くなってしまって、 二人ともしていなかった。 せっかくの指輪が勿体無いので、今年はサイズを直してちゃん と嵌めていようと相談した結果だ。二人とも2サイズダウン。
この指輪は、父から就職祝に貰ったネックレスをリメイクした 指輪を、さらに二つにリメイクした物だった。 ただパイプをきったようなプラチナの平打ちの指輪だ。 全く同じで大きさもあまり変わらないので、区別するために、 わたしの物にだけほんの小さなメレダイヤを付けてもらった。
結婚したばかりの頃、わたしは二人が夫婦に見えるということ にこだわっていた。 一緒に住み始めるときに、アパートを捜していて、不動産から カップルに見られなかったことがあって、結構気にしていた。 いや、あそこの不動産屋は特別だよと、きわみちゃんは言って くれたけど、そのときはかなり傷ついていた。
別段、人からどう見られようと構わないはずだったが、二人で 一緒にいるときに、年下の男性と不倫している女性のように見 られてしまうのが、いやだった。 わたしだけ、母の形見の指輪をしていたから。 だから、ちゃんと婚姻届を出して結婚したとき、二人はセット ですという合図を身に付けていたかったのだ。
今では何処から見ても、セット商品のようなわたし達だが。
年の差を気にして君はおそろいの指輪をはめる僕の指にも(市屋千鶴)
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