鶴は千年、生活下手

2003年02月02日(日) 東京ディズニーシー

昨日、行ってきた東京ディズニーシー。
たしか一昨年までは、現地でチケットを配っていたので、指定
された時間に行かなければならなかった。
夫の会社の社員会でチケットを購入して、参加者に配ってくれ
たので、自分達の都合で行く時間を決めることが出来た。
おかげで、朝の1時間だけ会社に出て請求書を作ってから出か
けることができた。

昼ご飯を食べてから出かけた。
それは、食事をするにもきっと並んだりしなくてはならないと
思ったからだった。そそくさとお蕎麦をかっ込んで出かけた。
おまけに、夜間指定で宅急便が届くのがわかっているので、遅
くとも6時過ぎには帰ってきたいと思っていた。

13時ごろ、現地到着。
家からだと、新松戸で武蔵野線に乗り換え、南船橋で京葉線に
乗り換えて舞浜まで、1時間ちょっとの行程。
参加費用が社員会持ちというのは気楽なもので(といっても社
員会費は毎月払っているのだが。)、たった3〜4時間、中の
様子を見て、待ち時間の少ないアトラクションを2つ3つこな
して帰れればいいと思っていた。
今回良ければ、来年も参加すればいいのだからというわたし達。

TDLとは、景色が全く違う。
町並みや、建造物を見るだけでも面白かった。
やっぱり、少し大人向けのような気がした。
ぐるっと一回りして、入れそうなアトラクションに入ってみる
という行き当たりばったりのわたし達だったが、一回りするの
に大体2時間くらい、休憩したりアトラクションに参加したり
した時間が1時間くらいだったと思う。

大体のアトラクションが40分待ちとか70分待ちとかだった。
ファストパスの次回の時間は19時とか書いてあったし、夫は
待つのが嫌い(わたしも同じ)なので、15分以内なら入って
みようという取り決めで行動した。

で、5分待ちだったのが、「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」。
15分待ちだったのが、「マーメイドラグーンシアター」。
「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」は、ボートに乗って人形
の世界を回るもの。
人形があちらこちらでてんでにしゃべっていた。
子供さんとか楽しいと思うよ。

マーメイドラグーンのトリトンズ・キングダムの内装は、とて
もよく考えられていて、海底王国の印象が良く出ていたと思う。
まるで別世界という空間を作っている。
入り口から見下ろしたときに、わぁ〜、ここは違う世界だぁと
思った。
「マーメイドラグーンシアター」は、「リトル・マーメイド」
のアリエル(人魚)と仲間達のミュージカルショーになってい
るのだが、海の中と言う設定なので、天井から吊られた人々が
踊ったり歌ったりする。
アリエル役の女性は日本人ではないようで、衣裳が似合ってい
てとてもきれいだった。
天井から吊られたワイヤーのもと、くるくると回ったりしなが
ら演技していた。
歌や声は吹き替えだが、ちゃんと口が声と合ってるし、全くと
行っていいほど違和感が無い。
アリエルの他に出てくる人達も、ヒトデとかカニとか海底を歩
くもの以外は、空中に登場する。みんな吊られている。
とにかく衣裳がきれいで、吊られている状態での動きの効果を
充分に考慮している衣裳と思われた。
子供たちを同じように、上を見ながら口をぽかんと開けて目を
丸くして見ているわたしだった。
お土産は、リトルマーメイドの缶入りお菓子にした。(^^;
きれいな物にはとても弱い。

限られた時間の中でぐるっと一回りしただけと言う、ある意味
贅沢な時間だったが、さて自分で5500円(1DAYパス)
を出して行くとしたら、きっと乗れるだけのアトラクションに
乗って、並び疲れてくたくたになって帰ってくるんだろうなぁ
と思った。それも、半分喧嘩腰でさ。(爆)
夫の会社の社員会が、来年もTDSにしてくれることを楽しみ
に、来年は帰りの時間を決めないで夜まで見てから帰ろうねと
夫を話しながら、帰りの電車で眠る二人だった。
宅急便がこない日だったら、もっとゆっくり見てられたのにね。
すまん、夫よ。

 君のこと忘れた訳じゃないんだよ海の底から戻らぬ意識(市屋千鶴)


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