夕方、会社からそのまま買い物に行って帰ってくると、あたりは 夜へもう一歩くらいのところまで近付いている。 西の空の最後の朱色が、だんだんと夜の色に滲んでいく。
なんだか面白そうなフレーズが浮かんだのだが、続きができない。 帰り道から、ずっと考えているんだけどね。 まあ、日記を書いているうちに浮かんでくるだろう。(笑)
土曜日に夫と出かけた帰りも、ちょうど同じくらいの時間だった。 夫に向かって、わたしは、この時間の空が大好きだと告げた。 夕焼けよりももっと夜にちかづいた時間。 夕日の名残に照らされて、全てが影色になってしまう時間。
夫は、ふ〜んと言っただけだったが、なんとなく分かってくれた ようだった。 全部分かってくれなくてもいいんのだ。 ちょっとでも、なんとなくでもわかってくれればいい。 もっと言うなら、わかっていなくても、否定するようなことさえ されなければいいのだ。 感じたままを否定されても困るからね。(^^;
サラマンダーのあくびのような夕暮れに影色をした君を見ている (市屋千鶴)
やっぱり、下の句がいまいち。(涙)
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