鶴は千年、生活下手

2003年03月11日(火) 夕日の名残

夕方、会社からそのまま買い物に行って帰ってくると、あたりは
夜へもう一歩くらいのところまで近付いている。
西の空の最後の朱色が、だんだんと夜の色に滲んでいく。

なんだか面白そうなフレーズが浮かんだのだが、続きができない。
帰り道から、ずっと考えているんだけどね。
まあ、日記を書いているうちに浮かんでくるだろう。(笑)

土曜日に夫と出かけた帰りも、ちょうど同じくらいの時間だった。
夫に向かって、わたしは、この時間の空が大好きだと告げた。
夕焼けよりももっと夜にちかづいた時間。
夕日の名残に照らされて、全てが影色になってしまう時間。

夫は、ふ〜んと言っただけだったが、なんとなく分かってくれた
ようだった。
全部分かってくれなくてもいいんのだ。
ちょっとでも、なんとなくでもわかってくれればいい。
もっと言うなら、わかっていなくても、否定するようなことさえ
されなければいいのだ。
感じたままを否定されても困るからね。(^^;

 サラマンダーのあくびのような夕暮れに影色をした君を見ている
                           (市屋千鶴)

やっぱり、下の句がいまいち。(涙)


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