鶴は千年、生活下手

2015年01月19日(月) 一日出かけていた日

日曜日は親戚一同の新年会。
そしてぷらむ短歌会。

新年会はいつもの場所でいつものメンバーで。
従姉の娘のところは、上の子が2歳くらいで下の子は6ヶ月。
ともに男の子。
姪のところは8ヶ月。
これまた男の子。
うちの息子からずっと男の子ばかり生まれているようだ。
親戚の集まりは、上京してきた従姉同士と叔母同士から始まって
いる。
最初は、身内は女ばかりだったのだ。
代替わりするにつれ、まだまだ女の子が多かったものが男の子が
増えてきた。
赤ちゃんがいるのは、場の雰囲気がほんわかしていいものだ。
幼児期に、赤ちゃんは嫌いと言っていた息子も、今ではかわいい
と言うようになった。
今年は、9月に木曽方面に旅行することが決まった。
といっても、場所はあくまで予定。

新年会が終わってそそくさとわたしだけ移動。
南大沢に行った。
ちょうど休憩タイムだったようだ。
学習室に着いても息切れしていた。

今回のお題は「雪」。
歌はこの6首。
前を行く友の背中は見えずとも校舎に向かう地吹雪の道(市屋千鶴)
雪原をかきわけて来る友たちを教室のストーブ温めて待つ(市屋千鶴)
降りしきる雪の一日は君の住む町をすっぽりひといろにする(市屋千鶴)
暴風雪波浪警報 弓なりの島国赤く染められている(市屋千鶴)
ばあちゃんは「もっつもっつ降る」って言ってたな 画面の向こうで雪はふるふる(市屋千鶴)
山脈のふもとの村で育ちおり雪かきでなく雪掘りという(市屋千鶴)

雪を詠むとなると、どうしてもきれいな方向に行ってしまいがち
になるので、今回は実体験を詠むことにした。
6首目、「育ちおり」としてしまったが、「育ちたり」にという
指摘があり、変更することにした。
せっかくの雪国育ちである。
実感のある歌にしたかったので、リアルな雪の歌という感想をい
ただき、うれしかった。

短歌会が終わってまっすぐに帰宅したが、なんだかもう疲れてし
まって、早々に寝てしまった。
多摩方面へ出かけることが1日で済んだのは良いが、一日でかけ
ているのは、やっぱり疲れるものなのだな。


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市屋千鶴 [MAIL]