鶴は千年、生活下手

2015年02月15日(日) 増える体験

息子が一泊の宿泊学習に出かけてきた。
相模原市の宿泊学習施設。
1日目は、オリエンテーリングと、昼食を挟んでの活動。
いくつかあるなかから、息子はディスクゴルフというものを選ん
でいた。
夜は星空を見る活動も行われた。
2日目は、午前中に調理に関する活動があり、息子はドラム缶で
焼く米粉ピザというのを選んでいた。
昼食後に集いがあってそれから帰ってきた。

一番心配だったのは、交流級の子ども達と寝ることだった。
親と離れて泊ることは、支援級のお泊り学習で慣らしてきたが、
それは同じ支援級のみんなと泊るということで、そばには先生も
一緒に寝ているので安心していられたし、何かあってもすぐそば
の学校で寝ているからという気持ちもあった。
しかし、今回は交流級の男の子達との部屋で、先生とは別の部屋
だし、子ども達との間で何かあったらという心配はあった。

学校に帰ってきた息子を迎えに行くと、バスに酔ったと気持ち悪
そうにしていた。
エチケット袋を持たせて終わりの会に付き添ったが、吐いたりは
しなかった。
酔い止めは飲んだけど、もしかして僕は2錠飲まないといけない
年齢になってたんじゃないのと言われ、確認するとその通り。
行きも帰りも1錠ずつしか飲んでいなかったので、酔ってしまっ
たようだった。
薬の箱の説明を読めば2錠ずつだとわかったのだろうが、息子に
とってはまだお母さんの指示が最優先なので、1錠と言ったお母
さんの指示が間違っていたねと謝った。

気持ち悪いと言ってはいたが、帰宅しながら夜の様子やお風呂の
様子を楽しそうに話してくれた。
大きなお風呂は、親戚一同の旅行などで温泉で経験しているが、
温泉は暑いから長く入っていられないことが多かった。
今回のお風呂は広くて温度もちょうど良くて、長く入っていられ
たよと言っていた。
クラスの男子全員(20人くらい)で入ったそうだが、なかには
泳いだりお湯をかけっこしたりして遊ぶ子もいたよと笑顔だった。
寝るときは、先生が来たら寝たふりしてそのあと起きてとかして、
寝たのは23時くらいだったこと、起きたのは5時くらいだった
ことを話してくれた。
部屋も広くて楽しかったそうだ。

寝不足の息子は、帰宅して着替えてから、乗り物酔い対策で敷い
た布団でゴロゴロしていたかと思ったら、寝てた。
母に一通り話して、自分の布団でゴロゴロして、眠ってしまった。
夕食までの一眠りだった。
夜は二人でポニョを見た。

来年度は、修学旅行で2泊3日。
少しは安心して送り出せそうな、いい体験学習だったようだ。


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市屋千鶴 [MAIL]