「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2011年12月25日(日) レニングラード国立歌劇場管弦楽団 クリスマス・スペシャルクラシックス

1989年12月25日
ベルリンの壁崩壊後
東西ドイツ融和祈念
第九
レナード・バーンスタイン指揮
バイエルン放送交響楽団
東西ドイツとアメリカ、イギリス、フランス、(当時)ソ連の
6ヶ国有志
会場:シャウシュピールハウス

“Freude”(歓喜)を“Freiheit”(自由)に
置き換えて歌ったことが
大きな話題になった。

これが第九の精神でしゅ。。。



昨日のサル仕事、
昨夕からのイヌ仕事に引き続き
午前中はイヌ仕事+サル仕事。

心やさしい後輩に30分早い
12時ジャストに交代してもらい
急ぎ国鉄宇都宮駅へ。。。

安い駐車場を探すも満杯。
シカたなく一日1400円の駐車場に馬を繋ぐ。

各駅停車では間に合わないので
新幹線で東京へ。。。

京浜東北線に乗り換えるも
快速で有楽町には停まらず。
浜松町で急ぎ引き返す。

13時50分
東京国際フォーラム楽屋入口に到着。

ここはテロを恐れて
セキュリティが厳しく
入口で名を名乗り
名簿で確認し
耕友会の担当者に迎えに来てもらって
ようやく楽屋へ。。。

23日の指揮者合わせにも
佐野第九のため出られず
急遽時間延長になった
今朝からゲネプロにも出られず
まさにぶっつけ本番。

テナーはわずか12人と最小パート。
前から3,3,3,2,1の並び
Nandatte Cantabileは
後ろから2列目右側のソプラノ寄り。

耕友会の名物男、T重さんが
参加されたので
テナー最高齢の汚名は免れました???

他の3パートは
60代の前期高齢者が何人もいるのでしゅが。。。

14時35分
合唱女声控室のリハーサル室に全員集合。

例年だと
メガネのサンタクロースが乱入し
中国語訛りの変な日本語で檄を飛ばすのでしゅが
今日は松下耕先生が来られないので
若いものが代行サンタ。

ごく微量のシャンパン、烏龍茶、ジュースなどが
配られ
「メリークリスマス!!!」の
シュプレヒコールでいざ出陣。

レニングラード国立歌劇場管弦楽団
クリスマス・スペシャルクラシックス
会場:東京国際フォーラム ホールA
開演:15時
演奏:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
   東京ニューシティ管弦楽団
指揮:ファハラディン・ケリモフ
合唱指揮:松下 耕
合唱:The Metropolitan Chorus of Tokyo
ソリスト:
マリーナ・トレグボヴィッチ (ソプラノ)
ソフィア・ファインベルグ (メゾソプラノ)
エフゲニー・ナゴヴィツィン (テノール)
ニコライ・コピロフ(バリトン)
http://www.koransha.com/orch_chamber/Xmas_specla2011/index.html
[一部]
グリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲(5')
J.S.バッハ G線上のアリア(5')
ワーグナー「ローエングリン」より 第三幕への前奏曲
★ワーグナー「ローエングリン」より「結婚行進曲」(2曲で8'30")
★☆ヴェルディ「椿姫」より 「乾杯の歌」(3')
★☆ビゼー「カルメン」より 「ハバネラ」(4')
エルガー 威風堂々(8')
[二部]
★ヘンデル ハレルヤ・コーラス(5')
マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲(4')
☆シューベルト アヴェ・マリア(4')
★☆ベートーヴェン 第九 4楽章(25')
★は合唱付き。☆は独唱、重唱付き。
アンコール
チャイコフスキー 花のワルツ(くるみ割り人形より)

ステージに上がると
ほぼ完売と聞いていたのに
何と2階席はカラッポ。

1階席のみ9割くらいの入りでしょうか。
それでも3000人は入っているでしょう。

2009年でしたか
ホールA 5000席完売で
大入り袋(500円)が配られたことを思えば
ちょっぴりさびしいでしゅ。

それに今年は
クリスマス・スペシャルクラシックス は
わずか1公演。
2008年は3公演だったような気がしましゅが。。。

それでも今年の指揮者はやる気満々。
グリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲
から全力疾走でしゅ。

Nandatte Cantabileは
準備不足がたたって
★☆ヴェルディ「椿姫」より 「乾杯の歌」(3')
★☆ビゼー「カルメン」より 「ハバネラ」(4')
の2曲は舌が回りきらず、音も落ちちゃいました。
目の前にパートリーダーがいるので
何やってんだと叱られそうでしゅ。



ワグナーとヘンデルは
きちんと歌い
今年3度目の第九仕事。

2008年
カレン・ドゥルガリアン指揮の
クリスマス・スペシャルクラシックでは
超特急ハレルヤでぶっ飛びましたが
今回は快速アレグロで
のびのび歌えました。。。

発声練習なしで歌いだしたので
またまたモスキートー・ヴォイス。

指揮者の指揮ぶりと
周りの声だけを頼りに
全曲何とか歌い切りました。

今年の指揮者
ファハラディン・ケリモフは
すごい熱心で最後まで全力投球でした。

いい指揮者に当たりうれしいでしゅ。

終演後は女声控室に集合、
28,29,30日の連絡のあと
解散。

有楽町で遊ぶ元気もなく
京浜東北線で上野に向かい
東北本線に乗り換えて宇都宮へ。

車中
ノイマン・チェコフィルの第九を
聞きながら読書。

宗教団体と思われるグループや
酒瓶を抱えたおっさんと同席し
悲惨な汽車の旅。

新幹線代をけちったので
しゃあないでしゅ。


車内では
もっとステップアップできる ! 
コーラス 上達のポイント200
吉村元子 監修
価格:1,575円(税込)
仕様:A5判128頁
発行年月日:2010年9月25日
を通読。

Nandatte Cantabileが草鞋をぬでいる
合唱でも役立つ記事が満載。

問題点を放置せず
一つ一つ改善しなければ
いい合唱はできないことを
痛感しました。

宇都宮からは
馬に乗り換え
買い物しながら大学へ。

大学でちょっぴりサル仕事し
深夜、帰宅。

でもいい第九仕事になってうれしいでしゅ。
ハレルヤもかなり良かったような気がしましゅ。

あとは28日
オケが手抜きしないことを祈るのみでしゅ。。。


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