「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2012年08月12日(日) 軽井沢合唱フェスティバル2012

競い合う合唱から、認め合う合唱へ・・・・・・。
 軽井沢合唱フェスティバル2012総合音楽監督 松下耕
然り!
国内外の合唱コンクールを制覇しまくり
今なお、制覇しまくっている
松下耕先生の言葉には
説明のいく納得?がありましゅ。

他人に競り勝ち、
他団体を蹴落として
あらゆる手段を講じて
金賞をぶん獲って、
ぶん獲って、ぶん獲りまくって
やがてその虚しさに気付いた
指揮者指導者の人たちが
やがてはコンクール、コンテスト、コンペティションを
卒業していく。。。

よくあるパターンでしゅ。
全日本連盟理事長の浅井先生然り、
栗山先生然り、故・辻先生然り。

金賞を獲り尽くし、獲り尽くし、獲り尽くして
その果てにやがて
本物の音楽が見えて来るのでしょうか?

本来、音楽とは競い合うべきものなのでせうか?
それとも認め合うべきものなのでせうか?

なるほど競い合うことによって
技術は向上するでせう。

陸上100ボルトだって
競走しなけりゃ
10秒を切ることはできなかったでせう。

でも音楽で競い合うってどういうことでしょうか?
芸術で点数を競い合うってどういうことでしょうか?

ピカソの絵は94点
ルノアールの絵は91点
フェルメールの絵は88点。

だから第100回世界絵画コンクールでは
ピカソの勝ち!

ピカソ金メダル(金賞)
ルノアール銀メダル(銀賞)
フェルメール銅メダル(銅賞)
そういうことが芸術なのでしょうか?

「うばい合えば足らぬ
 わけ合えばあまる」

相田みつを
も喝破しているではありませんか?

ロンドンでは金がいくつとか
ローザンヌでは銅賞以下では
どうしょうもないとか
それでも競い合うことを止めない。

それが人間のさがならば
シカの方がましかも???





仲畑流・万能川柳
毎日新聞 2012年08月12日 東京朝刊
☆印は秀逸(仲畑貴志選)

☆国よりも自分の選挙心配で 米沢 酒井春彦
党利党略私利私欲

国民は自分の赤字と思わない 川崎 さくら
借金の利息知らずに取られてる

なぜ聞く?と体重欄に妻は書き 愛知 舞蹴釈尊
体重欄黒塗りすればいいじゃんか

こうすれば立たないものも立つように 坂戸 グランパ
EDの治療に応用できましゅか?

近いよで遠いよプロとプロ級と 柏原 柏原のミミ
間の溝は越えられない

目に止まり始めた葬儀社のチラシ 寝屋川 きよつぐ
誰の葬儀を考えてるの?

給料前時の流れが遅くなる 佐倉 繁本千秋
砂糖水呑んで寝ちゃえばいいじゃんか

ルンバちゃんそこはもういいここをして 宗像 風子
器械でも思うようには動かない

なぜだろうビール100円水150 福岡 ナベトモ
ちゃんと儲かる仕組みでしゅ

特上と極上ならば上どっち 行田 ひろちゃん
特上は食べ物だけに使うべし

哀感もある通販のハイテンション 調布 問題児
音消して見ればアホらしバカらしい

王子様家柄の良いニートだな 仙台 イタチ男
金さえあればニートで結構

死んでからいい人だったと言われても 茅ケ崎 河野健二
生前はろくでなしとか言われてた

CMじゃ保険内容皆一位 名張 神末不動野
不払いも世界一でしゅ猫ダック

古雑誌でも占いを見てしまう 宝塚 机野角
先月の占いちゃんと当たってましゅか?
去年の震災当たったでしゅか?

仲畑流・万能川柳
毎日新聞 2012年08月12日 東京朝刊
☆印は秀逸(仲畑貴志選)





朝7時 ペンションのおじさんから
朝食の呼び出し

1階の食堂へ。。。

客は
我々老夫婦と
我々よりさらに少し老けた老夫婦の
2組だけ。

このペンション・サンフラワーは
1970年代の建立か?

今はおばあちゃんと
その息子さんの二人で
やっているようでしゅ。

しかも年配の息子さんも
ほかに仕事があり
空き時間に手伝っているようでしゅ。

もう夜の食事は出さず
B&B(ベッド&ブレックファースト)としてだけ
機能しているようでしゅ。

我々同様
老朽化が著しいでしゅが
南軽井沢、
8月11日 土曜日一泊一人5500円は
かなり安いでしゅ。。。

簡単な朝食をいただいて
チェックアウト。


軽井沢まで馬車を走らせ
昨日同様
大賀ホール隣の
新軽井沢駐車場にウマを繋ぐ。

早く徘徊したいと
はやるカミさんをだまくらかして

軽井沢合唱フェスティバル2012
■ Let’s Sing Together
http://karuizawa.koyukai.info/schedule-event
9:30- 9:50
会場:軽井沢大賀ホール
無料
会場全員
講師:橋本靜一先生(ヴォイス・トレーナー)

何か歌うのかと思いきや
体操と発声練習のみ。。。

それでも面白おかしくためになる
充実した20分間でやんした。

昨日と同じく
軽井沢本通りを遡上。


Karuizawa New Art Museum(軽井沢ニュー アートミュージアム)
に入ろうと思いましたが
入場料一人2500円は
大貧民には滅茶苦茶なので断念でしゅ。

そこで北隣の

ジャン・マリー・ザッキ来日展
会場:ギャラリー桜の木軽井沢
会期:2012年8月1日(水) − 8月19日(日)  
http://www.sakuranoki.co.jp/exhibitions/1729
入場無料
主催:ギャラリー桜の木/欧州美術クラブ/JIAS日本国際美術家協会
後援:軽井沢新聞社/軽井沢観光協会/FM軽井沢

入り口でカミさんと「あばよ」して
ゆっくり鑑賞。

すてきなキュレーターのおねいさんと
いろいろお話をうかがいながら
充実した美術鑑賞のひととき。。。

一方別のキュレーターにつかまったカミさんは
ちんぷんかんぷん(珍文漢文?)の
ご様子でしゅ。

カミさんの様子を見ると
側頭部に鋭く醜い角が生え始めたので
あわててギャラリーを脱出。

さらに徘徊を続けて北上。
11時00分
軽井沢町軽井沢471-6ワシントンプラザ内
クレープリー・アンジェリーナ軽井沢本店

カミさんはコーヒー280円
Nandatte Cantabileはアイスコーヒー200円
を購入。

ベンチで一休み。

脱水予防の給水を終えて
さらに北上。

空腹になると怒りが倍増する
カミさんを慰撫するため
早めの昼食へ。。。

軽井沢813 駅舎旧軽井沢 1階の
信州そば 蕎麦屋 なずな【薺】
に入店。
大混雑が始まる直前で
絶好のテラス席に着席できました。

ウェイトレスのおねいちゃん、おばちゃんたちが
フル回転でしゅ。

カミさんは
おろしそば?1300円
Nandatte Cantabileは
もりそば950円を注文。

栃木の倍の価格でしゅが
ウェイトレスのおねいちゃん、おばちゃん達の
態度が良いし
行楽地のトップシーズンなので
仕方ないでせう。

11時38分
会計を済ませ脱出。

旧軽井沢銀座の大雑踏に入る。
原宿の竹下通りと
巣鴨地蔵通商店街が
ごっちゃになったような大混雑。

このシーズン
軽井沢は完全に大貧民の行楽地。
お金持ちは軽井沢を脱出して
どっかで避暑避暑してるはず。

土産物屋を物色したそうなカミさんを
もっといい店があるから
とだまくらかして
旧軽井沢銀座を脱出、
南下。。。

ショッピン愚しか頭にないカミさんを
説得(だまくらか)して
大賀ホールへ。。。

軽井沢合唱フェスティバル2012
■ クロージングセレモニー
13:00-14:30
会場:軽井沢大賀ホール
参加者全員
無料
http://karuizawa.koyukai.info/schedule-event

入り口でカミさんと別れ
いつもの席へ。。。

・アンサンブルコンテスト 8月10日
の結果発表&表彰式&演奏

・指揮法講座 8月11日  
講師:•松下耕(合唱指揮者・作曲家)
モデル合唱:Brilliant Harmony[東京都・女声](耕友会) 
松下耕作曲
「合唱のためのたのしいエチュード3」より
「一ばんぼし」「うさぎ」「かたつむり ぷんぷん」
・合唱の中のピアノ講座 第一部 8月10日
講師:浅井道子(ピアニスト)
・合唱の中のピアノ講座 第二部 8月12日
講師:浅井道子(ピアニスト)
指揮:松下耕
モデル合唱:東京レディースコンソート“さやか”[東京都・女声](耕友会)
三善晃作曲
「三つの抒情」より
「或る風に寄せて」「北の海」
・伊東塾 8月10日
講師:伊東恵司
みなづきみのり作詩 松波千映子作曲
「なみだのあとに」(混声版)
三善達治作詩 木下牧子作曲
「鴎」(混声版)
など
各講座受講生の成果発表演奏

など滅茶苦茶に盛り上がりました。

まさに夢のような合唱三昧の三日間(十数プログラム)
(Nandatte Cantabileたちは
二日間2コンサート+クロージングセレモニー)
でした。

本物の合唱って
こんなにも素晴らしく感動的なものなんだ!!!

今までシカがやってきた
合唱って一体何なんだろう?

Nandatte Cantabileも
こんな素晴らしい合唱の世界に
身を置いてみたい!

でもできない!
哀しいでしゅ。

すべてのプログラムが終了し
興奮醒めやらぬまま
ロビーに出ると
途中で飽きて
ショッピン愚に行っちゃったと思っていたカミさんも
最後まで残っていました。

昂揚した気分でカミさんに
感想を訊くと
ただ一言
「狂ってる!」ですって!

確かに。。。

スッポン中が
五輪ピックにとち狂い
その隙に
痔孔眠三党合意で
消費税大増税が国会を通過した
と言うのに
合唱に狂った数百のヒト・サル・ウマ・シカが
軽井沢に集結。
歌い狂い、聴き狂っていたのでしゅから
カミさんの感想もごもっともでしゅ。

さらに訊くと
「勝手にハモってれび!」
「勝手に讃え合ってれび!」でしゅって。


カミさんだって十数年前までは
広域指定合唱団「耕友会」アンギネ組の
末端構成員の一人として
松下耕先生の指導にぶらさがっていたのに。。。

それをこともあろうに
松下御大を「大きな子ども」でしゅって。
無礼千万な。。。


去年まで毎年お誘いを受けながら
カミさんのお許しが出ず
参加できなかった
軽井沢合唱フェスティバル。

今年
ようやくカミさんのお許しが出て
ほんのちょっぴりでしゅが
参加することができて
本当にうれぴいでしゅ。

「来年も参加しませうね」と
カミさんに哀願すると
「行くわけないでせう」と
冷たいご返事。
哀ぴいでしゅ。。。


しかしいつまでも
合唱に狂いまくっているわけにもいかず
カミさんを軽井沢駅の売店にご案内。

カミさんがビシビシお土産を買い漁るのを
暗然暗澹たる気分で見ながら
ショッピン愚が終わるのを待つ。

新軽井沢注射嬢をチェックアウト。
5時間48分の注射で400円。

馬車にカミさんと大量のお土産を積み込み
碓氷軽井沢インターチェンジ付近は大渋滞なので
松井田妙義インターチェンジを目指し
一般道を馬車はひたすら東進。

途中ウマに
たっぷりガソリンを呑ませ
松井田妙義インターチェンジ付近で
道に迷うも何とか高速馬車道に乗り
関越馬車道の渋滞もウマく回避でき
栃木インターまでまっしぐら。

栃木インターを降りて
カミさんと馭者を代わるも
空腹と脱水とアル中ハイマーで
二人とも干からびそう。

栃木駅近くの
インド人シェフが作る
本場インド料理のお店 
パークマハル

二泊三日の
北、本、南、旧軽井沢の旅の
無事終了に完敗、
じゃなくって乾杯。

(有)蔵の街代行社の代行車で
帰りましたとさzzz



8796歩


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