本日の感想文。

2002年02月18日(月) フィギュアスケート

今日はお休みだったので、昼間からビール飲み飲み、枝豆食べ食べ、アイスダンスを見ておりました。

思わずとまってしまう枝豆の手……。
いやぁ、迫力があって美しいです。
誰もに金メダルをあげたくなってしまうような、すばらしい演技です。

ペアのほうでは不正があったのなんだのと騒がれました。
本当に採点競技は難しいです。
他の競技でも、あれ? って思うことがあるけれど、素人の評価とプロの目は違うと、納得するしかありません。
フランスジャッジはよく認めました。
自分を押しとおせばすむことで「クレイジー」だと言われているようですが。

私は長野の時から、ロシアペアの美しい演技に魅せられて、とっても期待していました。
ですが、ちょっと堅かったように感じました。いつもの出来ではないような。
それに比べて、カナダペアは完璧でやられたと思いました。
大好きなペアが金であっても、何故か納得がいかず、表彰台でも銀メダリストの方が歓声が高かったと思います。
これって、試合に勝っても何かしら嫌な気分じゃないかな? などと思いました。

今日、表彰式のやり直しがありました。
はじめ、なんだかそれって嫌じゃない??? などと感じましたが、見ていると、カナダのペアも、ロシアのペアもニコニコしていて、険悪ではなく、思いのほかいい雰囲気でした。

その様子を見ていて、何故か泣けちゃいました。
美しいものに順番をつけるなんて、本当に虚しいことかも知れません。
もちろん、不正の元はしっかり正さなければなりません。
ですが、本来はお互いの持ち味を持った実力ある者同士、どちらが金でもおかしくなかったわけで、どちらかを金にどちらかを銀にするほどの差はなかったように思えます。
どちらも金……というのは、不正から生まれた真実かも知れません。


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