本日お休み(^^) 実は、日々怠慢な私は、コーヒーもお茶も紅茶も緑茶もジュースも、マグカップで飲むことが多い。 しかし、休みの日くらい、カップ&ソーサーを使いたい気分になる。
ダンナ曰く「香港だね」 食卓指差し 「こっちからこっちが香港島で、こっちは九竜半島だ」
今日はロイヤルコペンハーゲンのカップ&ソーサーで緑茶を飲んだ。 小さくてもち手がついていない。もともと、カップにもち手がついたのは、近年のこと。古い絵画を見ると、カップとソーサーを器用に傾けている貴族がいる。 緑茶の後、軽くすすいでワインを飲んだ。 なみなみついでこぼれたところをソーサーでつついとな……。 それは日本酒だってばさ! これまたうまい! 500円のワインと思えず、1本まるあけ……。 コペンは、見た目よりもずっと薄く、口当たりよい。 絵付けがハンドペイントで、一つ一つ違う。ブルー1色で華やかさはないが、温かさがある。磁器の冷たさを温かみに表現できる稀有なブランドだと思う。
自作「エーデムリング物語」には、お茶を飲むシーンが意外とある。 もともとお茶の習慣がなかった魔族は、カップといってもおそらく食事用の食器を代用したのだろう。 そう考えると、お茶でもワインでもなんでもこいのもち手なしカップ&ソーサーは、この世界にピッタりだ。 大剣のジャジャレが覗き込んで、メルロイとギルティを写し出したカップも、こんなカップだったのかも知れない。
|