三回目観賞は、おなじみのS氏とO嬢・A嬢と。(^^; 終了後、おもわず…… 「見れば見るほど、ボロミアもいいなぁと思う」 と言ってしまったら、三人に揃って 「エーーーーーーーーー!!!!!」と驚かれてしまった。
原作では、何かとメリーとピピンを助けていたボロミア。 映画でも何気なく表現されているのですよね。さらに、アラゴルンとの兼ね合いがいいです。多くはないのですが……。 はじめに王など要らないと言いきったボロミアが、本当は力強く民を導く王を求め、すべてを統べる力の指輪を求めているか弱い人間だった。 最後、力を振り絞って戦いながら、メリーとピピンを守りきれなくて、呆然としている姿が、人間の弱さや情けなさをとてもよくあらわしていると思いました。 岩山で、メリーとピピン相手に剣の手ほどきをしている時のボロミアが、本来の彼なんだろうな……などと感じます。
「あぁ。ボロミア……。なんと痛ましい試練だったのか」 そう嘆く弟・ファラミアのシーンが映画でも見られたらと、思わずにはいられません。
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