初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2009年07月15日(水)
「風の中のマリア」 百田尚樹

スズメバチが主人公の小説です。
虫好きというわけでもないのに、ハチに感情移入して、最後は涙ぐみました…。

マリアは、働き蜂です。
自分の子孫を残すこともなく、一生、女王蜂の生んだ子どものために働きます。
彼女の生き様が格好いいです。
(その行動が、「自分で生むより、巣全体の遺伝子を残す方が効率がよいから」という理論にはビックリ)

しかし、オオスズメバチには絶対出会いたくない!
頭の大きさが、ミツバチの全身くらいあり(でか!)。
3万匹のミツバチを、わずか10匹ほどで全滅させる戦闘能力…。
恐ろしすぎる。

ミツバチが、団子になってスズメバチを蒸し殺すメカニズムを解明したのは、日本の学者さんなんですね。へー。
ニホンミツバチは、セイヨウミツバチに蜜を奪われても、何をされてるのか理解できないので、なすがままで、しまいに餓死してしまうという話が恐ろしかった。

今まであまり知らなかった、虫の世界の複雑が分かって、面白かったです。