カタルシス
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昨日に続きブルームソロ企画の松ヶ下版の日。今日は2回目19時の回に参加だ。 昨日と違って席が決まっておらず、整理番号順に入場して 各々好きな場所に着座するという方式だったので、今回は遅刻などせぬように満を持して会場へ向かった。ぶっちゃけ私は松ヶ下贔屓なので昨日より気合いが入っているというのも理由の一つだったし、一人で申込をした所為か久々に若い番号がGETできていたので、無駄にする訳にはイカンぞ!という緊張も少しあった。
会場は南青山MANDALA。以前この同じ会場でBluem of Youthのライブが行われたことがあった。私の記憶では4年前の夏、当時はHPなんてものもまだなくて FC会報の前身であるDMや、当時彼らがMCをしていたローカルTV局の音楽番組で「浴衣でライブ」なんてことを言っていた所為で 浴衣姿の女性が目立つライブだったことを覚えている。
あれから早4年… メンバーの片方だけでこの会場を2回まわしてもまだ落選の人がいる状況ですか。ははぁ、一応出世したと言うべきなんでしょうな。ぐるりと見回して察せられる客の平均年齢が 4年前の倍をいっていそう…なんてことも思いつつ歳月の流れをひしひしと感じる待ち時間。ほとんが2人で申し込んでいる中に1人で混ざっているので、これといった話し相手もおらず ぼーっと人間観察をしながらヒマをつぶしていた。
入場がはじまり整理番号の順に整列を始めた時、前方に顔見知りの女性を発見した。声をかけるにも微妙な距離だったし、お連れの方とのお喋りに夢中な様子だったので「…まぁいっか」とアッサリ接触を諦める。 手の中のチケット番号は40番台。ブルームでこんなに若い番号はかなり久しぶりだ。
中に入るとまずドリンクの注文を強要された。席に着いてからじゃイカンのか?と思いつつ注文、グラスを片手に客席に向かうとピアノの真ん前のテーブルが1席空いていた。即行で前の席に座っている人に 「ここ、空いてますか?」と声をかけると 「ええ、空いてますよ… あれ、これちゃん!」 さっき前方に見つけた知り合いの女性だった。中京TVの社員さんで、ブルームが『ピンクパパラッチ』に出演していた経緯で参加することになった2000年4月のイベントで会場係りをしていたのが彼らにハマるきっかけだったという美人なキャリアウーマンである。ちなみにBahaha Orchestraがフロント・フロントアクトに出演した あのイベントだ。 そのあとすぐのツアー千秋楽のチケットをネットで譲ったのが 私と彼女の出会い。その後は各地の会場で顔を合わせては「こんにちわー」だの「ひさしぶりー」だのと挨拶を交わすくらいの関係だ。
テーブル1つにつき3つのイスが用意されているので、2人ずつで申込をしている人が座っていくと1席ずつ余ってしまう。私はたまたまその中の一番美味しい席をGETしたという訳。 今日のソロライブは『ピアノの夕べ』なので、ピアノの真ん前というのは 松ヶ下氏の真ん前ということ。1人で行ったことが始めて吉と出た♪ 前に座っている彼女以外に 視界を遮るものはなく、その彼女の後ろ姿でさえ 知り合いと思えば邪魔にも感じない。 心穏やかにライブが楽しめそうだった。
程なくして開演。いつもは笑ってしまうような派手な衣装をぎこちなく着ている演奏者も、今回はピアノの夕べということでシックなスーツ姿での登場だ。普段かけていない眼鏡をかけて、知的な雰囲気を漂わせている。余談ではあるが、私は眼鏡くん大好き人間なので彼のこの出で立ちは クリティカル・ヒットしていまい、この興奮?を伝える相手がいないことを激しく悔やんだものだった。ともすれば「目つきが悪い」と言われてしまう彼の切れ長な目も 眼鏡がかかるとア〜ラ不思議、穏やかこの上ない紳士に早変わり!ってなもんサ。(大げさ)
いやいや、本当はそのままでも充分優しい眼差ししてるんだけどね。細いしツってるし三白気味だから 気付いてもらえないんだろうね。私ゃパッチリ・キラキラなお目々してるのに時々冷めた色を湛えてる誰かさんの目よりず〜っと好きだけどね。(毒)
ブルームの曲あり、カバーあり、風変わりなアレンジありと 1時間半を飽きることなく楽しませてくれた。心配していたMCもそつなくこなしていたし、この感じなら時々ソロでやるのも悪くないなーと思った。
帰りしなに物販をのぞくとオリジナルCDが売っていた。明からさまにロム焼きだったが4曲入りで1000円。昨日のパンフレットのことを考えたら良心的な価格設定だ。本当は入場の前にも買うことができたのだが、どんなデキかも解らずに買うのは嫌だったので、敢えて購入はせずにライブを聴いた。これなら買っても損はしないと思えるステージだったので財布を取り出しながらも 曲目を確認。すると、4曲中ライブで演奏したのは1曲のみだった。少々ためらいが残ったが、それでもレジを済ませCDを受け取った。
根拠はなかったが、未確認の3曲もきっと良いデキだろうと思えたのだ。
帰宅後早速CDを聴いてみると、予想を上回る仕上がりの良さに ちょっとビックリしてしまう。最近インディーズのCDばかり聴いていたけれど、同じロム焼きでこんなに音質が変わるのか〜… ってくらい音が良いので、スタジオや機材の違いなんだろうか?と思いながら 正当派アレンジのピアノ楽曲で熱帯夜に涼を添えてみるのだった。
私の夏休みももう半分が過ぎた。残りの日数も存分に楽しむぞ!っと♪
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