カタルシス
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2002年11月01日(金)  毎月1日は映画の日 

新宿武蔵野館のレイトショーでチェコの人形アニメーションが上映されるので観に行った。
短編を数本まとめて1時間〜1時間半くらいの時間にまとめて 3プログラムを週交代で2周り、つまり上映期間は6週間。
第1週にAプログラム、第2週にBプログラム、第3週にCプログラム、4週目に再びA… という具合。

レイトショーは一日に1回、通常の上映が終わった夜の遅い時間に上映するだけのもので開始は9時だから普通に働いていても まぁ間に合う時間なのだが、一緒に行きたがっていた妹は残業が多く間に合う時間に職場を出られない日が続き、私も私でライブが入ってしまったりすると映画を放っぽって行ってしまうので なかなか2人の時間が合わせられないまま第4週の金曜日になってしまった。
それはつまりAプログラムを観る最後のチャンスってこと。

その日は一人ででも行ってやる!と覚悟を決めて 一足先に新宿に到着していた私の元に妹からのメールが届く。「行けそうです!会場で会いましょう!」
よっしゃ!

日に1度しか上映がないのにキャパ100席ほどの小さな場所を使っていて、その上全席が埋まる様子がない。あはは、何か閑散としとるなぁ… 席を吟味しているところに妹が到着し、適当に選んだ場所に2人並んで腰を降ろす。

小さなスクリーンで一編が15〜20分くらいの作品を4本観た。
こ、これは予想以上に…





ツボッ!





見事に自分の好みにクリティカルヒットな作品だった。
作品はチェコのアニメ作家ポヤルの『ぼくらと遊ぼう』というシリーズで、2匹の子ぐまが主人公。吹替はおっさんの裏声、微妙にデッサンの狂った人形の顔、現実離れした場面展開、有り得ない設定(笑)
“シュールでキュート”というのが一番しっくりくる形容詞だと思う。

こでは残り2プログラムも 制覇しなくては!と心に誓うのであった。



※ビデオやDVDになります レンタル開始は2003年の6月!


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