カタルシス
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2004年05月02日(日)  渓山荘 ←宿の名前 

午前9時 上野駅入谷改札にて集合 学生時代の友人4人で群馬県にある川場・塩河温泉へ1泊旅行へと向かった

行きは在来線の特急等を乗り継いで割とのんびり電車の旅 水上方面へと進み『沼田』の駅で下車した 駅前にあった蕎麦屋に入ってお昼にするが あまりの手際の悪さにげんなりする 声をかけるまでメニューは持って来ないわ 昼時にしちゃ大した事ない客数なのに注文してから30分以上待たすわで 店に入ったことをちょっぴり後悔

宿まではバスかタクシーで山の上の方へ上がらないといけなかったので時間を調べたらバスの時間が中途半端 金額も聞いておいたのでその辺に停まっていたタクシーの運転手さんに タクシーで行ったらどのくらいかかるかを訊いてみたら 4人割したらバスとそう大差がない金額を言われたので 時間を無駄にすることを考えたらさっさと移動した方が特だ!とばかりに そのタクシーに乗って宿まで行くことにした

途中 金額がちょっとオーバーしそうだからと わざわざメーターを止めて宿まで運んでくれた運転手さん 明日は新幹線で帰るので呼んだら来て貰えるかと訊いたら もちろんです!と営業所の連絡先を教えてくれた 損して得取れとはよく言ったもので 多少高くついても彼のタクシーを使ってあげようという気分に4人全員がなっていた 蕎麦屋での不快もこれでチャラかな(笑)

チェックインの時間までまだ少し間があったので 大きな荷物をフロントに預けて 近くにあった「道の駅」を覗いてみることにした 夏にはブルーベリー狩り 秋には林檎・柿・ぶどう狩り 冬にはスキーと オールシーズン賑わいを見せているらしい道の駅『かわば』では ブルーベリーの館や地ビールの工場 自家製のパンやハム・ソーセージ類の直売とともに その場ですぐ味わえる施設が整っていた GWの所為か団体や家族客で芝生や遊具も大賑わいの様子である 蕎麦なんか食べてないでパン工房内のレストランでバイキングを楽しんでも良かったな! ハムやソーセージを焼いて山盛りにした皿が『山賊焼』という名で売られていて 地ビールのつまみに人気を博している ブルーベリーのソフトクリーム 牛乳・ヨーグルト等の乳製品も地元産で美味しそうったらない 結局宿に戻るまでの間に山賊焼と地ビールとブルーベリーソフトを誰とも無く買い 皆で味見するという策に出ていた

みんな美味い!

夕方になって宿にチェックイン 部屋に通されてから少し一休みして 早速温泉へ向かった 夕飯を19:30に頼んだのでそれまでに戻ってくれば良い

この宿の湯はアルカリ泉質で「美人の湯」と呼ばれているそうだ 浸かると肌がツルツルして潤う感じの軟水 飲んでも大丈夫とのことだったが ちょっとニオイがするので美味しいとは思えなかった 露天風呂もあってダラダラと長湯してしまう居心地の良さ

これぞ温泉旅行の醍醐味♪

危うく湯あたりという寸前で やっとあがる …家の風呂が温泉だったら良いのに

和食と洋食が選べる夕食は 以前同じ宿に泊まったことのある友人の勧めで「洋食」を選んだ 和食より美味しかったそうだが 味以前にちゃんとしたコースになっていたのが驚きだった 温泉宿でっせ?

日本家屋をアレンジしてうまい具合の和洋折衷を演出した大正モダン風の内装 洋食のコースが運ばれて来た「大広間」という場所も 畳敷きに椅子テーブルといった風情だ 照明もノスタルジックな傘のついた電球で 和装にエプロンドレスの女給さんが現われそうな雰囲気だった(さすがに女給さんは出て来なかったけど/笑)
料理も美味!手間がかかっていてとても綺麗な盛り付けだったし 食材にもこだわりがあるらしく全てが自家製の有機野菜 オリーブオイルも塩も砂糖も 調味料に至るまで全部が自然派の特別なものらしい バスケットに取り分けられたパンも もちろん自家製 そして激ウマッ バターも真っ白でクリィミィ どこのバターだよ全く!o(>w<)o

山ほどあるベルギービールのメニューから 食前酒におすすめという フランボワーズ(木苺)のビールを頼んで飲んでいたら 大した量でもないのにすぐに回ってしまって 結局1/3くらいを酒好きの友人に肩代わりしてもらった こんな時お酒の強い人が羨ましいと思う訳だ むんむん

寝る前にもう一度温泉に〜 と思っていたが 皆してすっかりお疲れモード もしくはホロ酔いモード(私だけか)で 食事が終って戻った部屋に布団が並べてあるのを見たら 全員がそれぞれに突っ伏してしまったので 風呂は明朝に入ることにして今夜は早々に床に就くことになった


群馬の山は寒いぞー そして携帯の電波が全く入らない ちょっと感動した(笑)


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