カタルシス
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最高気温29℃ 今からこんなで一体どうなるんでしょう今年の夏は…(汗)
東京厚生年金会館にて14時開演 本日は劇団☆新感線の公演『髑髏城の七人』を観に行く日なのでございます
今年の新感線は春秋共にこの『髑髏城の七人』が公演されることになっておりまして 今回(一応「春」)を“アカドクロ” 秋の公演を“アオドクロ”と銘打って別キャストで企画されているのでございます 大ざっぱな言い方をすると劇団員をバサッと2分して豪華目な客演をパラパラっと付け足したような面子で成り立っておりましてですね 劇団のファンにしてみたら どっち観たらエエねん?!ちゅー話ですわ ホンマ
古田新太と高田聖子の二枚看板は見事に分けられているし そのすぐ後ろを固めている橋本じゅん・粟根まことの個性派2名もバラされていて 個人的にヒジョーにビミョーなセレクション
今回のアカドクロは主演が新太さんで 準主演にじゅんさんがいて 客演に水野美紀 坂井真紀 梶原善 他にもいたけどよく知らん人でした(ひでぇ…)
アオドクロの方に聖子さんと粟根さんがいっちゃてるんですが 主演が市川染五郎って段階でちょっとヒイていて その他の客演に鈴木杏 池内博之 高杉亘 ラサール石井 佐藤アツヒロ とか何とか 更に客演が強化されているもんだから 一体どこの劇団の舞台じゃい!って状態で…
この『髑髏城の七人』は今回で3度目の上演になる 新感線の演目の中でも特に完成度の高い名演目でして 初演が90年再演が97年と7年毎に上演されています そしてそのどれもに古田新太が主演しています 今年で劇団生活20周年だそうですよ古田氏 スゲェです
物語の舞台は戦国の乱世 信長〜秀吉〜家康と目まぐるしく世の覇者が入れ替わる時代に かつて信長に仕えた3人の人物が彼の没後8年という歳月を経て 朽ちかけた縁(えにし)への決着をつけるために それぞれの立場・方法でもって挑んでいく
っていうようなのが大筋で その周囲に集まる個性的な面々や小気味の良い笑い そして洗練された殺陣でたたみかけ 緩めては引き締め 張りつめさせては空気を抜く といった絶妙なテンポの洒脱な展開を旨とする新感線節は 骨組みのしっかりとした中島かずきのシナリオに 劇団の主宰者でもある いのうえひでのり の演出が相まって生まれる見応えのあるものです
いつも一緒に新感線の舞台を観に行っている友人… 今日も一緒なんですが その人は前回の『髑髏城〜』で新感線にハマって 私はその次の公演から巻き込まれるようにして通うようになったのが この劇団との馴れ初めでした 最近では私の方がチケット取りに汗水たらしている状態で いつの間に立場逆転したんだろ?ってなもんで(苦笑)
今回 水野美紀が演じていた役を その時は粟根まことが演じていて そのキャラクターにすっかり魂を持って行かれたんだそうです …持ってイカレた? とにかくそんな訳で以来友人は粟根ファン(苦笑)
丁度前回の公演をギリギリ観ることができなかった私は 今回の再演を楽しみにしていて その期待を裏切らない素晴らしい舞台に拍手喝采 当初観る気のなかったアオドクロの方にも チケ取りの汗を流してみる?って気になりました 多分今回と細かい部分の演出を変えてくるだろうし 友人はホラ 粟根っちが出るから 元々行きたかったみたいだしね(^^;) そんな訳で 血で血を洗うようなチケット争奪戦に またぞろ参加の兆しが見え隠れ
キャスト違いの同じ演目っつったって 劇団や団員のファンは結局こうなんのよね〜…(遠い目)
あ そういや何か 新感線の演目『阿修羅城の瞳』が市川染五郎主演で映画化されるらしいです 2005年公開予定ですって 髑髏城同様よく出来た話なので 気が向いたらお試しください 自分的には 舞台で観たのとどう違っているか見物ですかね(たまたま千秋楽で観たもんでハプニング続出の印象深い作品だったりするのだ/笑)
『七人の侍』1954年/日本 ------------------------------------------------- 3時間の公演を観終えてから新宿駅付近まで歩いて戻り ちょっとお茶なぞして時間をつぶす 歌舞伎町に移築?されたトロイの木馬を見たいという友人を現場まで案内し そこで解散 私はその後18時に西武新宿駅で家族と合流して 西新宿のセンチュリーハイアット(ホテル)の上階レストランで生演奏付きのビュッフェを楽しんだ 妹が仕事の関係者から割引券をもらってきて 生演奏が面白そうだって話になって そのジャンルがオールディーズだったので父母に誘いの声をかけたら割合アッサリOKの返事がきたので じゃあ早速行ってみよう!みたいなノリでね
ビュッフェで飲み放題も付いていたから 食べ盛りの弟も誘ってはみたものの やれ課題だバイトだと言ってほとんど家に帰っていないそうなので 今回も結局捕まらず終いでした
独立したいならさっさと出てしまえばいいのにねぇ… そんな思いきりもつかないようで何ともかんとも(苦笑)ある意味青春を謳歌する一般的な青少年なのかも知れませんなー この歳になって家族や友達とばっか遊んでいるようなのは あまり頂けないなと常々思ってはおりますが そういう質なんだから仕方ない 朱夏を謳歌してるってことで納得してよ(誰に言ってる?)
色と季節を使って人の一生を4つに分けた時の言い方「青春・朱夏・白秋・玄冬」玄は黒と同意語です ちなみに飯盛山で自刃した白虎市中二番隊で有名な会津の隊編制は「白虎・朱雀・青龍・玄武」(玄武隊:50歳以上/青龍隊:49歳〜36歳/朱雀隊:35歳〜18歳/白虎隊:17歳〜15歳)色で年齢分けするイメージっていうのはいつ頃からのもんなんでしょ?
もっとも「白虎・朱雀・青龍・玄武」は本来 方位を表す四神なんですけどね 「白虎(西・秋)朱雀(南・夏)青龍(東・春)玄武(北・冬)」 …ん? 会津は白と青わざと逆転さしたのか? ←何の話だ
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