カタルシス
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この日記を提供してくれているMEMORIZEのサービスが 7月いっぱいで別プロバイダーに移行されるというお知らせが少し前に届いた
今まで個人で運営していたものが 利用数に伴う運営コストの増加により個人運営の継続が難しい状態になってきたという 確かに事情はよく解る
とはいえ 数あるレンタルサービスの中からここを選んだのにはそれなりの理由があった訳で 利用できる容量だとか 操作性だとか カスタマイズのし易さだとか ちょっとした部分での便利が 自分の希望に最も近いと判断して登録をした
一番気に入っていたのは日記に付随してくるメールフォームと掲示板が使えることで 別の場所からレンタルする必要もないし 日記の操作画面でアクセス解析がいっぺんに出来ていたしで勝手が良かったのだ まったく個人運営のサービスとは思えないレベルの高さだったと 今更ながらに思う
今回の移行は「移行」と言えば聞こえはいいが 要するに大手プロバイダーとの統合であり ぶっちゃけた話吸収されてしまうようなもの 試しにIDを移行手続きにのっとって新たな日記板を提供してもらったら インターフェイスも何もかもが全く別ものになってしまっていた
提供されているデザインでは不満だが カスタマイズで直せる範疇じゃない 何より一番利便性を感じていた掲示板とフォームの関連サービスはないようだ
こんなんだったら別のサービス先探すわい(不快)
ちなみに統合先は 今をトキメくlivedoor 球団買おうとしてニュースになってるよね最近 社長31歳だってよ スゲェな
でも会社のスゴさが解ったところで 今の私にはなんの意味もなく 必要さえも満たされぬ無駄で空虚な名声でしかない 移行するんならサービス丸ごと移行してよ ぷー!
----------------------------------------------- ドイツ映画『テルレスの青春』を鑑賞〜
1966年製作のモノクロ映画で 少年青年らが親元を離れて寄宿学校生活を贈りながら勉学に励む姿が描かれています メインの登場人物は4人 そのうち主人公と彼の面倒を任された先輩学生の2人はスゴイ美少年(青年?)でした モノクロ万歳!(意味不明)
真面目で潔癖気味だが幼く頼りな気な主人公が 学友同士の微妙な関係の変遷に注目し 観察し 哲学思想を築き上げていくという 割と内面向きな話
窃盗 脅迫 秘密 いじめ 葛藤
少年から大人へと成長していく過程で出会う ごくありふれた小さな出来事が 人間を瞬時に別のものにしてしまうと悟った主人公テルレス 彼は短い寄宿生活の中で一体何を学んだのだろうか…
学生服(ツメエリなのだv)に肩隠し型の外套を羽織り 学帽をかぶる美少年(笑) おっそろしく絵になってました! 主人公の子は特にスタイルが良くて 全身が映るカットになると どうしても声が出る「スタイルええな〜…」
いじめの内容が結構えげつない割に 映像では表現されていないのであまり実感は湧きません 言葉での表現も元々の台詞回しなのか 翻訳の仕方なのか 具体的で生々しい言葉を避けているような 文学的で美しい言い回しが多く見られました
耽美というには妖しさが低いし 無邪気というにはあまりにも世俗に染まった学生さん達だったので どう見たら良かったのか解らないまま見終わってしまいましたが 哲学検知での人間観とか そういう方向の作品だったんじゃないでしょうか?
不安定な若者特有の疑問や悩みや迷いが表現されていたので「青春」ってタイトルなんだろうな… って 邦題はこうだけど原題はどんな意味だったんだろ?(ドイツ語なんて解りゃせんわい)
『es』(DAS EXPERIMENT)2001年/ドイツ
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