カタルシス
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2004年07月02日(金)  若者はゆく 

『ジェネックス・コップ2』を鑑賞〜

『1』が面白かったんで借りてみたんだけれども 本編を見る前にDVD特典の「オリジナル予告編」を見て

ヤバい こりゃ失敗だったかも…(汗)

と一人黙り込む 予告編から感じ取れたのは かなりの三流作品 三流というかB級…いやC級くらいのオーラ(苦笑) 続編はやっぱりキビシかったか(--;)

ため息半分に見始めたこの作品 予想通りにチャチい部分と 意外にこだわっている部分が極端で 『1』とは別の意味で面白く見られてしまった

なんだ!結構イケんじゃん!!(笑)

前作に引き続き出演のサム・リーとスティーブン・フォンに 今回はエディソン・チャンが3人目として加わる サムの演じるエイリアンと スティーブンが扮するマッチは 前作の設定をそのまま使っているのに 前作トリオを組んでいたジャック(ニコラス・ツェ)は影も形もない 迷コンビという設定になっていた

おああ なかったことになってるよジャック…(汗)
実はこの役を演じていたニコラスくん 傷害事件を多発して一時芸能活動をホされていたことがあり しばらく経って自ら「芸能活動休止宣言」なんてものをしてしまった 話題の多いアイドルくんなんですな この2作目製作の時期はちょうどホされてたくらいの頃でしょか (^^;)

そして前作でも周囲を固めるベテラン俳優陣には驚いていたけれど 今回はさらにパワーアップしてて 特別出演にアンソニー・ウォン エリック・コッ ヴィンセント・コク etc その他ちょい役にクリスティー・チョンなんかがおいでなすってて 笑いが止まらない だってみんな変な役なんだもんよー!(爆笑)

前作同様余計な動きや演出をギリギリまで削ぎ落としたテンポ重視の展開 そして またもや無駄に派手で危険なアクションを 俳優自身がこなすこと こなすこと(苦笑) 爆発の規模や回数も増していて 特典映像の中には撮影中のトラブルや事故の様子が数多く映ってた 危ねーったらねーよ この監督

天才少年がハイテクを駆使して生み出した最強マシンを 軍事用に横取りしちゃうアメリカさん 彼らに復讐を仕掛ける天才少年 その幼馴染のエディソン(この子役名もそのまま“エディソン・チャン”だった) 新人のエディソンをサポートしていて事件に巻き込まれ犯罪の加担者として拘留されてしまうエイリアンとマッチ 軍事マシンのセキュリティを一任されていたFBI捜査官達 軍事マシン展覧会に参加していた中国の研究家(アンソニー・ウォンとエリック・コッ)

可笑しい!とにかく ありえねーよ!って展開のオンパレードで バカバカしいのにアクションは見応えあるから ついつい見入ってしまう

軍事マシンの というかロボットなんだけど あのロボコップ失敗版みたいなデザインさえもうちょっと何とかなってたら 充分イケる映画だと思ったぞな いかんせん あのロボットがシャバ僧過ぎてテンションを下げる… ああ もったいねー もったいねー

FBIの女性捜査官を演じていたマギー・Qって人のクールビューティーさにウットリv マッチの彼女?も可愛かったにゃー クリスティーのちょっとズレた女性長官もキュートだったし 今回女性陣がかなりツボだったv

エディソンは表情に生気がない子だと思っていたけど 来日記者会見の様子を見ていたらイメージが変わった… 整った顔は折り紙つきだし 監督が彼の起用を決めた理由の「大人に見えるのにあどけなさが残る顔」という形容はドンピシャリ 劇中でも「キュートな彼」とか言われてて アイドル路線で行くならポスト・ニコラスも頷ける配役だと思う

エディソンの幼馴染にしてトリッキーな天才少年カートを演じた子(名前忘れた!)は 決して美形ではないのに あのトコトンまでイッちゃった演技がタダ者じゃなさを醸し出していて 気持ち悪いくらいだった 特典映像でインタビューを受けているときの様子は どこにでもいる普通の男の子だったのにねぇ 役者なのねぇ…

スティーブンも前作より味が出てて良い感じ でもやっぱり今回もサム・リーが可愛くてたまらんかった(笑)

結局はここに落ち着く

『若者はゆく−続若者たち−』1969年/日本


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