長いお別れ
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あのね。忘れないで欲しいの。私がいる事。 あなたの為になんて、そんな綺麗ごと、言うつもりはないけど。 ここに、いるから。ちゃんと、見てるから。 あなたが幸せになる事、祈ってるから。毎朝、毎晩、祈ってるから。 ちっぽけな祈りだけど、神様はきっと叶えてくれる。 あなたに隠されている大きな力が、いつかきっと目覚める。 辛いよね。何もかも放り出して、どこかに逃げたいよね。 どんな言葉も、今はあなたの心には響かないかな。 できるなら、そばにいって手を繋いで泣きながらでも話をしたい。 あなたの気がすむまで、ずっとずっと頭を撫でてあげたい。 神様はね、その人に耐えられるだけの重荷しか背負わせないんだって。 だから、私達は、きっとこの苦しみから解き放たれる時が来る。 時間がかかっても、きっと来る。 その時が来たら、必ず会いましょう。私達はこの手を繋ぐ。いつか。必ず。 あなたの存在に救われている人間がいる事を思い出して下さい。 このラインが、私とあなたを繋いでいる。私達は繋がって生きている。 それがどんなに危うい絆でも。ないよりはいいはず。 1人じゃ孤独さえ感じられない部屋の中、私はあなたへメッセージを送る。 約束する。負けない。諦めない。こんな前向きな自分は、ここでしか 見せられないけど、まだ弱いけど、辿り着きたい場所があるから。 一緒に行こう。一緒に夢を見よう。鳥みたいに自由に。空へ。 どうか、この気持ちがあなたに届きますように。願いを込めて。
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