長いお別れ
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2004年01月07日(水)

新しい年が始ったという実感のわかないまま一週間たった。
この一週間の間にちゃんと楽しんだのは一日。
5日に、お友達と一緒にライブに出かけた日だけ。
その時だけは、体調が良くない事も、ひきこもりがちな精神も
なんとなく普通の人に近付けたような気がした。
でも、帰ってきて床につくころには、しょんぼりとしてしまって意味なし。
声を出して歌ってる時は本当に幸せだったんだけどなあ。
あと10才若ければ、路上で歌ってたかもしれないっていうくらい、歌が好き。
今日は診察日だったので、先生に「自分が生きている事が無駄な気がする」
と素直に言ってみた。
何故そう思うの?と言われたので「生産的な事を何もしていないから」と
答えたらら、「それは自分を卑下し過ぎだ」と仰った。
でも、私にはそうは思えない。本当に何もしていない。
私が生きている事、それだけでいいんだよって言ってくれる優しい人達がいるのに。焦ってばかりで何も前に進まない。
社会に出て働けるように本当になるんだろうか。
怖い。人と接するのが怖い。ライブとかは「一瞬の関係と空間」だから、
楽なんだ。終わったらそれまで、だから。そこでつながりは終わるから。
でも、社会できちんと働いていくには、本来一瞬の関係で終わるはずのものを、長く、より長く関係を保っていかなければならない。
それが自分にできるのか、不安でしょうがない。
だいたい、治ってるかどうかなんて、誰が判断してくれるの?
先生?何を見てそう判断するの。私が先生に伝える事に見栄が入ったりした場合、どうなるの?その見栄をちゃんと見抜いてくれるの?成りたかった自分になれたとしても。この心が見つけたくなくて言い何かを見つけてくると思う。


志乃 |MAIL

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