長いお別れ
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心もデジタルだと良かったのにな。 好きと嫌いだけで生きていくには少し淋しい気もするけど。 あれもこれもと欲張って手に入れようとするけれど、途中で夢から覚めたように全てがどうでもよくなる。 なくしたものはもう見つからないんだから。 人生には諦めが必要だ。何を諦めるのかが違ってるだけだ。 だけどどうしても諦められない。あの頃の自分をまだ癒せていない。 泣きながら薬を飲んで眠る。どうすれば楽になれるのか解らない。 薬真面目に飲んでる。1日に1回は外にでる。 先生の言った事を守っていてもこの悲しみは消えない。 周りにいる人は皆優しくて聡明だ。知り合えた事が奇蹟なんだと思う。 なのにあまりの境遇の違いに、時々「さようなら」と言うべきなんじゃないかと思う。 私は彼女達のようには生きられない。言えない事が多すぎて。 最近、自分なんか消えてしまえばいいと思う。 いい人でいることに疲れているのに、どうしても弱音がはけない。 これがプライドなんだろうか。なんで強がるのかが解らない。 でもまだ薬を飲めば少し落ち着く。揺れ動いていた気持ちが。 本当はこんな薬なんかに頼らずに生きていたいのに。
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