長いお別れ
DiaryINDEX|past|will
世間はGWか。公共料金の振り込みに寄ったコンビニの前に空港行きのバスターミナル。 皆、大きな荷物を持って楽し気に笑いながら列を作っている。 いいなあ。と思う。 自分には今はそんな元気ないけれど、いつかはあっち側の、笑ってる人達の仲間入りをしたい。 じっとこっちを見ていた小さな女の子に手を振ると、照れくさそうな顔で振りかえしてくれた。 なんだかそんなことが妙に胸を掴んで不覚にも泣きそうになった。 マクドで買ったカフェオレを飲みながらのんびりと家を目指した。 毎日少しずつ身体を動かす事。と言われたのでなるべくそうしようとしている。 でも起き上がる気力もない時は寝転がって見なれた天井を見つめ 高速の音を聞き気持ちだけでも外に出ているつもりになる。 きっと人の数だけ喜びも悲しみもある。 私はまだ何も知らない。自分の喜びと悲しみをどうしたらいいのかと見つめているだけだ。 忘れてしまえばいいんだろうか。そして何くわぬ顔して生きていけばいいんだろうか。
でも忘れるって事は数少ない友人の存在も忘れるって事だ。 そんなのって淋しくてできそうにないよ。できないよ。そんな事。 私がもっとしっかりすればいいのに。
|