長いお別れ
DiaryINDEXpastwill


2006年05月01日(月)

世間はGWか。公共料金の振り込みに寄ったコンビニの前に空港行きのバスターミナル。
皆、大きな荷物を持って楽し気に笑いながら列を作っている。
いいなあ。と思う。
自分には今はそんな元気ないけれど、いつかはあっち側の、笑ってる人達の仲間入りをしたい。
じっとこっちを見ていた小さな女の子に手を振ると、照れくさそうな顔で振りかえしてくれた。
なんだかそんなことが妙に胸を掴んで不覚にも泣きそうになった。
マクドで買ったカフェオレを飲みながらのんびりと家を目指した。
毎日少しずつ身体を動かす事。と言われたのでなるべくそうしようとしている。
でも起き上がる気力もない時は寝転がって見なれた天井を見つめ
高速の音を聞き気持ちだけでも外に出ているつもりになる。
きっと人の数だけ喜びも悲しみもある。
私はまだ何も知らない。自分の喜びと悲しみをどうしたらいいのかと見つめているだけだ。
忘れてしまえばいいんだろうか。そして何くわぬ顔して生きていけばいいんだろうか。

でも忘れるって事は数少ない友人の存在も忘れるって事だ。
そんなのって淋しくてできそうにないよ。できないよ。そんな事。
私がもっとしっかりすればいいのに。


志乃 |MAIL

My追加