あなたのことを思い出さない日はありません あなたは私の宝物。光り輝く宝石なのだから。 しまい込んで置くことができるなら タンスの底の奥深く、わたしはあなたを隠すでしょう そうすればあなたが消え去ることはない あなたの言葉を忘れることなどありえない どんな言葉のひとつでさえも 切り刻むことなどありえない たとえば別れの台詞であっても それはそれなりに美しいものだから 今日という日が永遠だなんて 一体だれが言いました? 忘れ物を引っかき回してさがそうと とっくの昔すてちゃいましたから 出てくるはずなどないのです 今日という日はもう二度と戻ってなんぞきやしない わかっているはずなのに・・・・ だから あなたのことを忘れるはずなどないのです 真夜中に、夢のなかまで忍び込み 私を狂わすあなたのことを 忘れるはずがないのです あなたはたしかに私を愛してくれました 愛は確かにあったのですが うっかりくずかごへいれてしまったのはわたしです あの時は 取り返しのつかないことだと思ったけれど 拾い上げる勇気はなかったのです あの時、思い出がどんなに大事か知っていたなら そのことばかりが悔やまれて・・・・・ あなたは私の宝物 なくしたあとできがつくなんて あなたは私の命と同じ重さの宝物 なくしたあとできがつくなんて いまの私にできるのは あなたを生涯忘れぬことだけ 思い出だけは手放さぬつもりです きょうもあしたも明後日も あなたを抱いて生きていく
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