日記日和
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2004年09月10日(金) みの虫の雌って・・・(驚)


今、うちの近所では、あちらこちらで稲刈りをしています。

そして、刈り取られた田んぼの落穂や刈り取り前の頭を垂れた稲穂にスズメの大群が群がっているのです。

いったいこれまでどこに潜んでいたのだろうと不思議に思うくらい、すごい数です。





そして。

すごい数といえば、みの虫。




少し前になりますが、テレビか何かで、

「最近、みの虫を見かけなくなった」

「昔は、みの虫細工などもあったのに、数が減った今ではそんな物はとても出来ない・・」

と言ってるのを聞き、

子供の頃は庭に出ればいくつもぶら下がっていて、悪戯したりしたのに、もう見られなくなったのかなぁ〜 (涙)

なんてちょっと感傷的になっていたのに (;¬_¬)



今年のみの虫の多さときたら。。。


うちのせっまい庭の南天といわず、クヌギ(ドングリから芽が出て、1mくらいの高さになりました)といわず、木らしきものには、片っ端からみの虫、みの虫、みの虫・・・

大事にしてる月桂樹にも大量にぶら下がったみの虫(怒)

〜ヤツらはいい香りがするのかしら (-_-#)




<みの虫細工の財布でもバッグでも作り放題ですよ〜!!




みの虫はただぶら下がっているだけなので、まだ許すけど、あれがみんな蛾になってそこらじゅうを飛び回るのかと思うと、

蝶や蛾の類が苦手な私は想像しただけで・・・ (+_+)


だいたい、みの蛾ってどんな姿なんだろ?

みの虫が蛾になることは知っていてもどんな姿の蛾なのかは知りません。



そこで。

ちょっとネットで調べてみたのですが、
残念ながら、みの蛾の姿はイラストでしか見れず、よくわかりませんでした。

絶滅が危惧されているのはオオミノガで、我が家に大量に発生してるのは、それより小型のチャミノガらしいということもわかりました。




それより何より、私が驚いたのがみの虫の、特に雌の生涯。

初めて知ったのですが、みの虫から羽化して蛾になるのは雄だけなのだそうです。

雌は、蓑(みの)の中で雄の訪れをじっと待ち、産卵した後は、そのまま蓑の中で干からびてやがて蓑から落ちるのだそうです。

ふ化した幼虫は蓑から出て、また新しい蓑作りです。


虫の世界では、雌が強く、雄に哀れを感じるものが多い気がするのですが、みの虫は、ちょっと違うのですね。





はぁ〜。。。

調べてみるものです。





それにしても、なんでもっと早く気が付かなかったんだろ。

うまくいけば、子供の夏休みの自由研究のいいネタになったのに(悔)




++昨日の夕食++

・鯵の南蛮漬け

・ハンバーグ(冷凍食品を焼いただけ・・)

・ツルムラサキのお浸し


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