昨日の報道で、OECDの40カ国調査で、15歳を対象にした 「生徒の学習到達度調査」が出され、日本の生徒が 読解力が前回の2000年調査の8位から14位、 数学的応用力も1位から6位へ下がった事がわかりました。 他国との比較による順位が下がっただけではなくて、 前回と同じ質問に対する成績(採点結果)が下がったようです。 私は常日頃、学校というところは知識を習得するのは 基礎的なものとしてだけで、肝心なのは、 学習の仕方や問題解決の仕方、情報に対する好奇心と いった事の習得と社会性の習得だと考えています。 自分が成績が悪かったから言うわけじゃないんですが、 学校で習った知識なんて社会に出てからほとんど使う事も無く、 ただ、社会に出てからこなさなきゃならない多くの仕事・役割の ために勉強する機会は多くて、そんな時、勉強のコツみたいなものや 問題解決の手順みたいなものを身に付けているかどうかが 大きな違いになってる事に気づいたりします。 「かしこい」というのはチョット違いますよね。 そんな意味からも、「読解力」の低下や「応用力」の低下というの はショックですね。 もっと知らないことに好奇心をもって、情報を集めて、 それの意味を読み取って、自分の考えをもつ。 そんな日常が必要です。 それと、もっと本を読んで、言葉を組み立てて使う。 「言葉」でも「もの」でも自分で組み立てて使う。 そんな生産的な日常生活が必要だと思います。
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