ひげのお兄さんの日記

2005年03月30日(水) 護身能力

アメリカのミネソタ州での猟銃乱射事件で
16歳の少年たちが計画を知っていて、
共謀者がいたみたいな報道がありました。
銃が身近にあって使うことが正当化されてる社会の
歪みですね。
よその世界の事だと安心していてはいけません。
最近の日本でも信じられない事件は頻発していて
共通しているのは「弱者」への暴力が「殺人」の
レベルに上がっている事。
人の命の価値が随分軽くなっている事です。
日本の学校でも危機管理が議論されていますが
最近の事件のような場合、どんなに注意をはらって
いても相手がテロできたら刑務所のような施設で
無い限りは防衛不可能ですね。
日本人も、もう少し用心深い感性を磨かなければ
ならない状況にきていると思います。
あまりにも便利な消費社会、お金さえあれば何でも
手に入り、物質的な豊かさに偏りすぎた価値観での
日常感覚が人を惑わせ犯罪まで起こさせる社会に
そろそろブレーキをかけて、豊かさの追求の
方向転換をはからなければ危険極まりないですね。
私はかつて、技術者だった事もあり、思考パターンが
かなりロジックというかデジタル的というか
硬い頭になっていたのですが、
思うところあって3年ぐらい前から「武道家」に
戻る決心をしました。
古武道の感覚を磨いていくと、今までアタリマエだと
思っていた社会のなかの事や、体の使い方など
様々な事に違いを感じるようになりました。
五感・六感を働かした生活は、結構省エネ型ですし
面白いもんです。


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