ひげのお兄さんの日記

2005年05月17日(火) 切れ味

昨日、私の居合の師匠の所へ行って参りました。
師匠のもつ山の孟宗竹のたけのこが結構いいところまで
伸びたという事で、居合の切れ味を試しに行きました。
高さが1mぐらいのものから4mぐらいの長さのものを
日頃練習している刀の扱いで試し切り。
道場での稽古は、自分と同じ背丈の相手がいることを
想定しての型稽古が中心なので、実際ものを斬ってみないと
ちゃんと刃筋が通って斬れる様に刀が扱えているかどうかは
わかりにくいものです。
また、「ちゃんと斬る」という事は実際難しい事で、
どう言う事かというと、刀を痛めないように切り口鋭く斬るのは
技がいるという事なのです。
昔で言えば、戦った後の刀が鋸の様にガタガタの刃こぼれ刀になったり、
曲がったり折れたりという事が実践ではあるのですが、要は腕の問題。
どれだけ技を極めているかの違いが切り口や刀に現れるのです。
昨日の試し切り、ほぼほぼ上手くいきましたが、2〜3本、斬りそこなって
しまいました。20本くらい斬ったでしょうか、でもまだまだ
修行がたりませんね。


 < 過去  INDEX  未来 >


ひげのお兄さん