昨日、私の居合の師匠の所へ行って参りました。 師匠のもつ山の孟宗竹のたけのこが結構いいところまで 伸びたという事で、居合の切れ味を試しに行きました。 高さが1mぐらいのものから4mぐらいの長さのものを 日頃練習している刀の扱いで試し切り。 道場での稽古は、自分と同じ背丈の相手がいることを 想定しての型稽古が中心なので、実際ものを斬ってみないと ちゃんと刃筋が通って斬れる様に刀が扱えているかどうかは わかりにくいものです。 また、「ちゃんと斬る」という事は実際難しい事で、 どう言う事かというと、刀を痛めないように切り口鋭く斬るのは 技がいるという事なのです。 昔で言えば、戦った後の刀が鋸の様にガタガタの刃こぼれ刀になったり、 曲がったり折れたりという事が実践ではあるのですが、要は腕の問題。 どれだけ技を極めているかの違いが切り口や刀に現れるのです。 昨日の試し切り、ほぼほぼ上手くいきましたが、2〜3本、斬りそこなって しまいました。20本くらい斬ったでしょうか、でもまだまだ 修行がたりませんね。
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