むう、溜め込んでるな。思いっきり…。今日が土曜日だから、5日分か。忙しいのって嫌になるな…。まあ、ゲームの時間を削ればいいのかもしれないが、それはそれで嫌だし。一応、唯一のリフレッシュ策だから、それがなくなれば僕の生活はバイトと研究のみになる。ほかは何もなしだ。それはさすがにちょっと…。何より、ゲームは好きだし。
木曜日も同じなのだが、ずっとセットアップの仕事をしていた。あと、なんか書類のファイリングを頼まれた。どっかから送られてきた書類を種類別にファイルにとじるらしい。それほど難しい仕事ではないのだが。しかしこれ、とにかく量が多い。持って歩くだけで疲れてしまうような量だ。紙が20センチくらいつみあがっている。これが、無駄遣いの象徴(かどうかはしらないが)のオフィスの紙ってやつか…。こんな量の書類を毎日毎日扱っていたら、そりゃ、ペーパレス化を考えたくもなる。もともと企業のシステムと言うのは、そういうところから構築されてきたのだろう。それがなぜ、何億もかかる高額投資になるのかはまだいまいちピンと来ないものがあるが。
特に専門技術を学べなくても、やはり企業の中で働けることはきわめて大きいことだ。百聞は一見にしかず。どれほど調査を繰り返しても、実際身を置いてみないと分からないこともある。
にもかかわらず、卒論の進捗が悲惨な状況なので、このままバイトを続けるのは難しそうだ。まあ、そんなことは分かりきっていたことなのだが。上に挙げたように、システムの構築と言うのは高額投資であって、そのほとんどは人件費だ。人がPCのキーボードをたたくだけで何億とかかるのだ。僕はそういうシステムを構築しようとしているわけだから、その何億もかかるような仕事を一人でやっているに近いわけだ。もちろん、現実にそんなことをしようなんて考えるのもばかばかしいから、妥協を繰り返すわけだが。それにしたって難しいのは確かだし、妥協もうまくやらないと教授が満足してくれない。教授は、自分が無茶を言っていることが分かっているのだろうか。専門家ではないほかの教授すら言っていたのに。