Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年08月21日(木) これなら分かるモデル化の手法

バイトにもすっかり慣れた。なぜそれでやめなければならないのか。だいたい、土日も来いとか言っていた教授、「日曜日来るのか?」ってどういうことですか?あなたが来いと言ったのではないですか?

あらためて研究室の矛盾をいやと言うほど感じているが、僕はもともとプラス思考だ。あまり信じてはもらえないのだが。僕は、「どうしようもない」って考えることがマイナス思考だとは思わない。だって、どうしようもないものをどうしようもないと認識することは冷静な現状分析であって、それにプラスもマイナスもないはずだからだ。一度書いたが、重要なのはそこから先。「どうしようもない」時に、どうするかだ。

考えてみた。シミュレータプログラムなんて言うから分からなくなるのだと。だから、発想を転換してみた。僕はゲームを作るんだと。船が自動で動き回るゲームだ。ゲームであれば、中学生の頃からあれこれと考えてきた。まずはキャラクターのパラメータだ。いくつかの数値でキャラクターを特徴付ける。力、すばやさ、体力、賢さ…。こんな数字を並べるだけで、そのキャラクターがどんな雰囲気なのか、なんとなく分かる気がするものだ。船だから針路、速力、位置がパラメータかな。でも、船長のパラメータなんだから集中力とかの方がいいかもしれないな。

教授が満足するかどうかなんて知ったことではない。どうせ夏休みの成果を丸ごと捨ててしまったら、僕だけではなく教授だって困るのだ。どんなものを出したって、最終的には採用するしかないんだ。こんな風に、どうしようもないときに開き直れるのが、プラス思考なんじゃないかな、と思う。もちろん、シミュレータプログラムを書くのにゲームの作り方なんてやってるんじゃ、問題の解決にはならないが。まともに取り組んでもできないのであれば、あきらめるのも方法だと思う。

船を船のまま捕らえてしまっては、僕に理解することはできない。船を船でなく、あくまでもキャラクターだと割り切ってしまえば、僕の好きなゲームの世界になる。こうすれば、船をゲームの登場キャラクターとして扱えるから、若干楽になる。もちろん、そもそも捕らえ方として間違っているはずだからきちんとしたものはできないだろうが、何もできないということはないだろう。RPGのキャラクターだって、一つのモデルだ。人間を単純化して、いくつかの数字で表しているのだ。モデルなんてそんなものなのだ。


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