人間、緊張感というのは大事なものらしい。ここ三週間ほど緊張感をまったく持てずに生活してきたが、気が張ったとたん、物事をスムーズに考えられるようになってきた。記憶力が極端に落ちていたような気がしたが、どうやら、単にボーっとしていただけのようだ。
にしても、結局のところ、緊張感を保つには人と話すしかない。自分ひとりでいつまでも緊張感を持続できるものではない。結局のところ、僕に本質的な解決策はないということを意味する。
とは言え、ここ三週間ほどの気分はひどかった。うつ病になってしまうのではないかと思うほどだったのだ。何らかの対策を考えなければなるまい。無理やり先輩を議論に巻き込むか、何らかのイベントを自分で用意するか。一人ではどうしようもないことは確かだ。講義がある日は、講義を聞くことである程度緊張感を保てるだろう。しかし、そうでない日はどうすべきなのだろうか。用もないのに教授に会いに行くのは少々不自然だし。友達と会ったってのんびり会話しているだけでは意味があるまい。
小説を書くなんてどうかな…。無駄な時間かもしれないが、それで緊張感を保てるのであれば必要な時間となることだろう。