Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年10月16日(木) 今日はまじめかな

今日はまあまあまじめにやったかな。ただ、文献を洗いなおしてから図を描きなおすつもりだったが、文献を洗いなおすところまでしか終わらなかった。そう言えば、助教授が来るとか言っていたな。今、18時18分。この日記を書き終わっても来なかったら帰ってしまおう。

普段は何の事件もないこの研究室だが、今日は二件ほど小さな事件があった。昨日の日記に地震のことを書いていない気がするが、まあ、いいだろう。

一件目は、助教授からの電話だ。実はこの日2回目の電話で、1回目は最初に書いた研究室に来ると言う話だったのだが。ともかく、その2回目の電話で助教授は、プロジェクターの保証書を探してくれと言っていた。故障して業者を呼んだのはいいが、保証書がないらしい。来る直前になって連絡してくるとは意外と行き当たりばったりだが、おそらくは壊れた直後に業者を呼んで、それから保証書がないことに気づいたのだろう。

ちょうどそのとき、今週の月曜からこの研究室で一緒にやることになった社会人の大学院生がやってきた。講義を受けてきたところらしい。と言うことで、その人と一緒に保証書を探し回ったが、結局見つからなかった。この時が止まったような研究室の中に、新しいプロジェクターの保証書があるとは思えなかった。見る書類に2000年以降の表記がほとんどないのだ。そして、昭和が珍しくない。なぜ昭和の時代の書類がこんなにもあるのだろう。なぜこの研究室は時が止まっているのだろう。なぜお茶の賞味期限が4年前に切れているのだろう。ちなみに僕はそのお茶を飲んだが、特に問題はなかった。賞味期限が切れたお茶を飲むこと自体が問題だと言うのなら、僕はあえて否定しない。

結局、保証書は見つからなかった。おそらく、有償で修理したのだろう。もったいないことだ。それにしても、そういう保証書類を管理していた技官の人はどこへ行ったのだろう。7月末日付けでやめたとか聞いたが、詳しいことは何も分からないのだ。論文集を見ると、割と古いものに名前が載っていた。確か20代後半だったはずだから、就職してすぐこの大学に来たのだろう。ちなみに技官は国家公務員である。

で、2件目の事件は、その保証書を探しているときに起こった。まあ、起こったと言うと少しおかしいのだが。研究室に消防署の視察が入ったのだ。なぜか警察官もいた。教授が怪しい書類を隠しているのではないだろうな。ちなみに、この研究室の知識情報処理室の床下には30センチ近い高さの空間がある。もし隠し書類を捜すなら、その辺も探したほうが良いだろう。ただ、僕が見た限りでは意味不明の機械が置いてあっただけだったが。LANケーブルを探していたらしいが…。床下にLANケーブルがある研究室と言うのはどんな研究室なのだろう。ちなみに、床の上に何があるのかと言えば、堂々と2MIPS(めっちゃくちゃ遅い)と記された巨大なコンピュータや、巨大なディスプレイ制御装置(現在ではグラフィックボード1枚で事足りる)などである。ちなみにディスプレイ制御装置は8インチフロッピーディスクに記録された制御プログラムがなければ、動作しないようだ。

まあ、そのくらいかな。そう言えば、同じ研究室でやっている同級生の女の子が宮古島へ行ってきたと言って、お土産を持ってきた。シークアーサーのチョコレートという微妙な代物だったが…。何でも、就職するまでに遊びまくるのだそうだ。なんともうらやましいことだが、彼女が就職してしまえば立場は逆転する。多少研究がつらくても、彼女は僕の生活をうらやむようになるのだろう。

とりあえず、まじめにやってみて思ったのは、とりあえずやることをやってれば、それほどつらいとは思わないということだ。そして、そう思えるということは、僕の生活はまだまだそれほどきつくはないということだろう。社会人になれば、どれだけ仕事をしても、いや、仕事をしているからこそつらいと感じることになるのだ。きっと…。


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