久しぶりに夢を見た。こんなに落ち着いたのは久しぶりのことだ。
今日は大学へは行かなかった。ただそれだけで、こんなに落ち着けるとは思わなかった。土日は休んでいるはずなのだが、土日に休むのと平日に休むのとでは意味合いが違うのかもしれない。
夜、ずいぶん久しぶりに夢を見た。なぜか千葉の高校に入ってしまう夢だ。もう詳しい内容は覚えていないが、最近は夢を見る余裕なんてなかった気がする。余計なことを考えていられなかった。でも、今日は一日完全に思考を切り離せたから、いろいろと考えることができたのだと思う。
集中しようとすればしようとするほど、だんだん集中力が低下してくる。1年前なら分かったことが、今は分からない。昔からあった記憶力の低下傾向は、最近さらに著しくなった。もはや前の日の夕食を思い出すことも難しい。夕食の内容をかろうじて思い出すことができても、その前後に何があったのかまではとても無理だ。何時ごろ家に帰ったのか、何時ごろ食事を始めたのか、自分の部屋に戻ったのはいつ頃か、そして、それらのできごとの順番はどうなっていたのか。断片は思い出せても、それらがつながることはない。
デザインパターンを勉強して、これは使える、と思っても、2日、3日たって、資料にまとめようとする頃には忘れている。デザインパターンそのものを忘れることはない。本に書いてあって、読んだ内容については覚えている。それを見て、自分が何を考えたかということを忘れてしまうのだ。自分が考えたことに対する価値観が低いのかもしれない。確かに僕の考えることなんてたいした事はないが、それでも、忘れてしまっては卒論も書けなければ今後の生活も危うい。何とかならないものだろうか。
宗教は、すべてを救ってくれるのだろうか。最近、少しずつクローズアップされているような気がする。