昨日はフルート奏者白川真理さんが主催する【古武術による身体操法講習会】に甲野先生の紹介で参加しました。 フルート奏者の白川さんは夏の着物で清々しく綺麗でした、フルートの世界でこのように古武術が応用され音の善し悪しに対して探求されていることに対して、僕も全く同感です。 よく音楽教育の現場で「自然に〜」という言葉が多様されていますが、身体にとって自然とは何なのか?フルートやヴァイオリン、ギター、三味線、琵琶等、偏った方向に楽器を構えている自体をどう考えるのか?自然とは何か?という探求が行われずに、言葉だけがその便利性のため多様されています。
特に吹奏楽における体育界系的指導は関西で吹奏楽を経験した僕も以前から疑問に思っていました、一流の演奏家は自分の精神状態、身体のリラックス、集中力を高めるため、色々努力しています、白川さんや僕が古武術を探求しているのもそのためです。
体育会的指導をしている一部の吹奏楽指導者、未だにマラソンの後に太鼓を叩くと言っている、芸を知らない太鼓集団。
帰路が甲野先生と同じだったので、話しました、甲野先生はスポーツのプロ化やオリンピック挑戦過程で潰れた若者の事を心配されてました、華やかな五輪の影で涙を飲んだ若者、その犠牲で成り立っている指導者、甲野先生はそういう事を哀しまれているようです。
白川真理フルートリサイタル 日時:2004/8/20(金) 19:00開演 会場:ルーテル市ヶ谷センターホール <曲目> ・Rドリゴ:セレナーデ(愛のノクターン) ・Eトセッリ:嘆きのセレナーデ ・Fメンデルスゾーン:ヴェニスのゴンドラの歌 他
入場料:全自由席 \3,500 連絡 e-nonaka@mvi.biglobe.ne.jp
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