2004年12月17日(金) |
イッセ−尾形さんの一人芝居 |
ラジオのトーク番組「テアトル・イッセ-」に僕が出演(穏やかな方だなーという印象でした)させていただいた縁で招待券が届きましたのでワインを買って原宿クエストホールに行きました。 あーそーや、おい若い衆!よー聞けよ! もし演奏会や芝居を招待されたらそれに見合う心のこもった何かをメーセージ付きで持って行くもんだぞ!まーお金がなかったらメーセージだけでいい、それが舞台人としての常識で仁義なのだ、よー覚えとけ!
お!凄い!カシス、シャンパン、カンパリソーダなど無料で配られているし無料の指圧サービスがあったり、ガレージセール風のロビーだ。老若男女とはよく言ったもんでイッセ−さんの芝居に来る方々は僕の邦楽や太鼓の世界とは少し違うように思えた。 でホンチャンの芝居凄いよ僕も今までスーパー歌舞伎、バレエ、太鼓、日本音楽集団、商業演劇の音楽をやったりしてきて、大の大人が寄ってたかってあーだこーだとやってたけど、一人やで、たった、それでもって舞台で衣装変えから化粧直しまでやるんや(藤山寛美さんの舞台を思い出したので大阪弁でいかしてもらいます)19時05ぐらいに始まって21時過ぎまでやってはった、衣装の数で出し物の回数が解るちゅうことでんなー、で最初はこれまた横山やっさん風のタクシーの運チャン・・・で・・・まーあんさんも一度行って見てみなはれ。 着替える時にはパンツ一丁にもなる、それはそれは真剣な表情してはる、ようするにやねー楽屋に戻って一息入れる間もないということです。 最後はたぶん・・・ある日本のロック歌手(乾杯で有名)の老人になってから・・・みたいな出し物でギター弾いて(たぶん録音)歌うんです(これほんま)、えー驚きました、お客はんもよー笑ってはるし・・・でもやねけっこうシュールな芝居ではあるんです、もーいっぺん言うけど一人で休憩なしで全部舞台で演じてはんねで、自分の事考えたら情けなーくなってしまいました、一人で二時間の舞台出きるか?休憩無しで楽屋にも戻らないで・・・。 全部終わってイッセ―はん「今回の作品はどんどん良くなってきたと思ってます・・・」そー勿論台本があってやってはるんや。 来年はベルリン、ミュンヘンの国立劇場にメインプログラムとして招待されてるそうやで、んーちーとは考えなあかんなー若いもんを教えてる暇あったら一人で何が出来るかやってみー(自分に言ってます) イッセ―尾形さんのホームページ
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