2008年10月09日(木) |
頭脳流出組のおかげノーベル賞 |
日本人の馬鹿さかげんもここまできたかと嘆く、笑うべし。
彼等の研究に日本の大学や企業は絶対に金を出さない、そしてアメリカに渡ったおかげで今回の結果だ。 '''''''引用''''''' 7日にノーベル物理学賞受賞が発表された南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(87)に続き、8日の化学賞も米国を研究の拠点にしていた下村脩・米ボストン大名誉教授(80)に決まった。
いずれも戦後、若い時期に米国に渡り、研究の場とした「頭脳流出」世代。これまでにもノーベル物理学賞を受けた江崎玲於奈博士(83)や生理学・医学賞の利根川進博士(69)らが米国発の成果を生み、世界で評価された。
こうした頭脳流出にはいくつかの理由がある。彼らの多くはすでに80歳代。海外研究を決意した1950〜60年代当時、日本と米国は、豊かさや研究環境などで圧倒的な違いがあった。また、欧米主導とされるノーベル賞の世界では、欧米に集中する有力拠点で成果を上げ、主要な国際科学誌に論文が載ることが必須条件となる。そのためには、共同研究者にも著名なパートナーが必要だ。
日本人3人が受賞を独占した前日のノーベル物理学賞について、米ニューヨーク・タイムズ紙やロイター通信などの欧米メディアは、「日本人2人と米国人1人が受賞」と報じた。 米国人」とは、米国籍を取得した南部さんを指すが、それは頭脳流出が持つ意味を象徴する。日本人が米国の有力機関で、研究費の獲得から人事にいたるまで、米国人と肩を並べて独創性を競い合う。「出るくいは打たれる」の日本的風土とは違う、その自由と厳しさが、研究を一級品に磨き上げたともいえる。
'''''''引用終わり'''''''
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