傍に居たかった。


ごめんね。

今はただ、それしかいえないよ。

悪いのは全部あたし。

だからお願い、もう謝らないで。

お願い。


昨日は、気を紛らわすためにお出かけしてきたんだ。
新しい何かを探す為にね。
楽しい日になるはずだったんだ。
その時だけは、全部忘れるはずだったの。
だけど、無理だったよ。

『そんな事、あるわけない』
ってそう思ったけど、やっぱり気になって。
早く帰りたくてしかたなかった。
悪夢でも見てるのかと思ったよ。


ねぇ、ごめんね。ごめんね。


あなたを傷つけた。
護ってあげたかったのに、、、
傷つけただけだったね、ただ。
あたしの傷まで、あなたに背負わせちゃったね。
あたし、自分が許せない。



ごめんね。ごめんね。


何度謝っても足りないけど、、、
最後にもう一度、ちゃんとさよならする。

今度こそ。

あたしの気持ち、真剣に受け止めてくれてありがとう。
あたしの気持ち、解ってくれてありがとう。
それだけで奇跡だって、そう思うから。
精一杯、ありがとうって思わなきゃ。

諦めるって決めてから、あなたと出逢った事、
後悔ばっかりしてたけど、、、今は全然してない。
出逢えて良かったって、心からそう思うよ。
やっと、本当のけじめがつけられそう。

髪をね、切ってきたの。
びっくりする位に短くなっちゃった。

やっと、決心できたよ。
でもね、あなたの事忘れるのはきっと無理だから。
だからあたし、絶対忘れないよ。
忘れない。
あたしの心の中に閉まっておくよ。
そっと、そっと、壊れないようにね。


ごめんね。ごめんね。
ありがとう。


これでやっと、携帯を握り締めたまま寝なくていいね。
もう少ししたら、眠れるようになるかなぁ?
ご飯も食べれるようになるかなぁ?
そうやって少しづつ、胸の穴を埋めていくよ。


  出逢えた事、忘れない。
  だから、あたしの事も忘れないでいて。
  だいすきな   へ。
  またね。

2003年04月25日(金)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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